東日本大震災
フリースクール「みんなのひろば」への募金御礼
みんなのひろば ウィンドウ

子どもたちが飾ったウィンドウ


みんなのひろば 建物

新しい「みんなのひろば」(1階部分)。
モダンで素敵な建物です。


子どもたち

 「みんなのひろば」内部。向こう側にも広い部屋があって、子どもたちが集まっています。
 後ろ姿は昇平。家から持ち込んだゲームをして、まったりと昼休み中でした。

 いつもお世話になっております。朝倉玲です。

 2011年3月11日に発生した東日本大震災のために、福島県伊達市にある「NPO法人 フリースクールみんなのひろば」の建物が使用できなくなってしまいました。
 この春から次男の昇平が利用することになっていた場所ですが、彼だけでなく、さまざまな理由から学校へ行けなかったり、通常とは違うスタイルの学校を選択したりしている子どもたちにとって、本当に大切な「居場所」になっているスクールでした。余震や原発事故の不安も続く福島県です。子どもたちの心を守り支えるためもに、安全な建物への移転と再開が急がれましたが、資金不足から、その見通しが立たない状態でした。
 そこで、去る3月27日に募金お願いのページを立ち上げたところ、その直後から、本当に多くの皆様が「みんなのひろば」へ支援の手を差し伸べてくださいました。おかげさまで同じ町内にとても良い物件が見つかり、引っ越しも無事終了して、ゴールデンウィーク明けから正式にスクールが再開しました。
 ひとえに、ご支援くださった皆様のおかげです。「みんなのひろば」のサイトにも、感謝のことばと募金してくださった方々のお名前を載せたページが掲載されましたが、私からもこの場を借りて心から御礼を申し上げさせていただきます。本当にありがとうございました。

 おかげさまで、昇平は「みんなのひろば」へ通い始めました。今まであれほど不安そうだった彼が、目に見えてリラックスして、自信に満ちた表情に変わりつつあります。他の子どもたちも同様に落ちつきを取り戻してきたようで、先日訪問した際には、新しいスクールで楽しそうに遊んだりしゃべったりする姿が見られました。親として、本当にほっとしています。

 ですが、これでもう完全に大丈夫、というわけではありません。備品等には不足があって、例えば学習用のホワイトボードや大きなテーブル、調べ学習のためのパソコン、地デジ対応のテレビなどが必要ですし、年齢の大きな子どもたちのための読み物(本)なども揃えていかなくてはならないそうです。
【5月28日追記】 皆様からの募金のおかげでホワイトボード、テレビ、本棚も揃いました。ハード面ではかなり環境が整ってきたので、これからは子ども用の書籍や文具等の備品や、子どもたちのエンカウンター学習会の再開などの、ソフト面での充実に力を入れていくそうです。
 完全な復興と安定した運営のためには、まだまだ長い時間がかかります。これからも「みんなのひろば」へ想いを寄せ、継続してご支援いただければ、とてもありがたいと思います。

 これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

2011年5月13日  朝倉玲
メール:ley@nifty.com



NPO法人 フリースクールみんなのひろば
 http://www.minnanohiroba.org/

〒960-0621 福島県伊達市保原町中村町41-1(1階)
TEL 024−575−0157
FAX 024−529−5079




○ご寄付のお振込み先

 東邦銀行   本店営業部 普通口座 3415785
        特定非営利活動法人みんなのひろば

 郵便貯金   福島中央郵便局 02280−5−88249
        特定非営利活動法人みんなのひろば

※物品の寄付をお考えの方は、あらかじめ「ひろば」へご連絡ください。よろしくお願いします。

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