昇平てくてく日記
幼児〜小学校低学年編
状況説明
◎1月14日の記録
リタリン 1回目 9:00 2回目 13:00
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このところ、昇平の状況説明がとても上手になってきている。
たとえば、先週の金曜日。
帰宅したあと、昇平の通園バッグを開けたら、中に制服のスモックが入っていた。
「あら、どうして制服が入っているの?」と思わず聞いたら、「ボタン、とれちゃった」という返事。
「ボタンがとれちゃったんだ〜。そのボタンはどこにあるの?」と聞くと「カバン(に)入ってる」。
調べてみたら、ちゃんと取れたボタンの入った小さなビニール袋が、通園バッグの中にあった。
また、土曜日の朝。
昇平が母と遅い朝食を食べていると、おじーちゃんが通りかかって「昇平くん、おはよう!」と、後ろから昇平を抱きすくめるようにスキンシップしてきた。
一生懸命食べているところだった昇平は、迷惑そうな顔をしながら「食べられないよー!」と抗議。
今まで、そんなふうにされると、奇声を上げて嫌だという気持ちを表現するか、せいぜい「やめてー!」位しか言わなかったのにね。
ただ、せっかくの状況説明も、耳の遠いおじーちゃんには聞こえなかったのが、残念だったかも。(^_^;)
大好きな黒いチョロQ(ミニカー)をしょっちゅう持ち歩いているのだけれど、なにしろ彼はADHDだから、すぐにどこかに置き忘れてしまう。
ひんぱんに「黒いチョロQさがして」と言われるものだから、こちらも面倒になって「えー、見つからないよ。ここにはないよ」と答えると「見つかるよー! ある、あるよー!」と一生懸命訴える。「じゃ、どこで使っていたの?」と聞くと「あっちの部屋」。
実際、そちらに行ってよく探すと、チョロQが見つかることが多い。自分で最後に遊んだ場所を覚えていて、それを説明できるようになってきているのだ。
とはいえ、乾電池をしまっておく引き出しの中に入り込んでいたり、コタツ布団の下にもぐっていたりするので、探すのにはえらく苦労してしまうのだけれど。
昇平のお気に入りの物には発信機でもつけておきたい、と時々本気で思ってしまう。
[01/01/15(月) 05:52]