昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

お遊戯会の練習開始

◎1月15日の記録

 リタリン  1回目 8:30  2回目 12:30
 
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2月のお遊戯会の練習が始まった。

秋の運動会の時には、最初練習にまったく参加しようとせず、他の子たちが一生懸命練習している中、勝手に自分の好きなことをしていて先生方をやきもきさせていた昇平。
今回もそんなスタートになるんだろうか、という先生方はひそかに心配していた。
少しでも気持ちをお遊戯会に向けさせようと、始めに衣装合わせをして関心を引こうとしたり・・・。

そして、いよいよ練習開始。
昇平は、先生や他の子どもたちの動きを見ながら、真似して一緒に動くことができたという。
今までにも、いろいろな場面で他人の真似をしているのが観察できていたけれど、やはり、彼は「初めてのことをするときには、先生やまわりの人のすることを真似ればよい」というやり方を身につけていたのだ。
一生モノのハウツーを獲得したことになる。

運動会、毎月の幼児エアロビクス、お誕生会などのお集まり、毎日の教室での活動・・・。
そんなものを通して昇平が学んできたことは、限りなく多い。
保育園に入れて、本当に良かったな、と思っている。

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でも、その1年前、初めて発達相談会で保育園の話が出たときには、私もY先生(今の主治医)も、そのことには積極的になれなかった。
「今はまだ段階が早くて、お母さんから離れられないでしょう。もう少し家庭でいろいろ身につけてから、集団に出すほうが良いですよ」というY先生のことばは、そのまま、私の心情にぴったり来ていた。
今思っても、その時の判断は正しかったと思っている。
あの時点で保育園にあげても、状況がまだまったく理解できない彼は、ただただ混乱して、保育園に嫌悪や恐怖を抱いてしまったかもしれないから。
親の仕事などの都合で、幼い頃から預けられているケースは別だが、集団に参加させるのにも時期がある・・・と、私は思っている。

[01/01/16(火) 07:23]

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