お遊戯会の練習・１

◎１月２４日の記録

　リタリン　　１回目　8:30　　２回目　12:30
　
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昇平は今、保育園でお遊戯会の練習をしている。
皆で練習することの意味が分からず、ひとり勝手なことをしていた数ヶ月前と違って、今ではちゃんと一緒に練習に参加して、先生や友達の真似をしているのだという。

お遊戯会では、劇の発表もする。
まだ、配役を聞いていなかったので、昇平に尋ねてみた。
「お遊戯会の時、劇で何の役をするの？」
「『ねずみのよめいり』だよ」（何の劇をするのか、と聞かれたと思ったらしい。でも、母は劇の題名も知らなかったので好都合だった。）
「『ねずみの嫁入り』かぁ。それで、昇平くんは何の役をやるの？」
「かべさんだよ」
「壁さん？」
「かべさんだよ」
昇平は「べ」と「ぜ」の発音がちょっと不明瞭なので（今、鼻風邪を引いているせいもある）、しっかり確認してみたのだが、「壁」の役なのは間違いなさそうだった。

成長したなぁ、と感じた。
以前は、こんなふうに保育園でのことを質問しても、的確な答えなんて返ってこなかったのに。
せいぜい、こちらで予想した解答を言って、そこから選択する程度のことだったのに。（「何の役をするの？　ねずみさん？」「ちがう」「風さん？」「ちがう」「壁さん？」「かべさん！」という具合だった）
お遊戯を発表することも、劇をやることも、彼の中でかなりしっかりとイメージされているのが感じられる。
来月の本番で、どのくらいの成果を見せてもらえるか。
ものすごく楽しみになってきたのだった。(*^^*)

[01/01/25(木) 05:45]