昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

お兄ちゃんと遊ぶ

◎3月1日の記録

 リタリン  1回目 8:30  2回目 12:00
 
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最近、昇平とお兄ちゃんの遊び方が様になってきている気がする。

二人が遊ぶのは、もっぱら夕食の後なのだけれど、今日はお兄ちゃんの方が誘っていた。
「昇平くん、あとでお布団の中でかくれんぼしよう」
すると、昇平が間髪を入れずに「うん!」と返事したものだから、お兄ちゃんは感激。
昇平が大急ぎでご飯を食べ終わり、うがいと手洗い(まだ手づかみ食べが出るので、食後は手を洗うことにしている)も終えてから「おにいちゃん、かくれんぼしよう」と言ってきたものだから、お兄ちゃんはまた大感激。
本当に、最近昇平の反応が良くなっている。記憶力も、前より伸びてきている気がする。
以前は、たとえ「うん」と言ったとしても、ニワトリみたいに三歩歩けば忘れることが多かったのに。(笑)

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やがて、2階からにぎやかで楽しそうな声。
何をして遊んでいるのかな、とのぞくと、昇平はおもちゃのバットを構え、お兄ちゃんがそこへ向かってピンポン玉やゴムボールを投げて、バッティングをしていた。構え方もなかなか様になっているし、お兄ちゃんがコントロール良く投げるものだから、3、4球に1球くらいのわりでバットにボールが当たってヒットになる。そのたびに、2人で大喜び。
「僕が構え方から全部昇平に教えたんだよ」と得意そうなお兄ちゃん。
うんうん。それは見ただけで分かるよ。(*^^*)
お兄ちゃんはとても根気強い。昇平ができるようになるまで、短気も起こさずに繰り返しバットの持ち方、立ち方、球の打ち方を教えたのだろう。
そんなふうなお兄ちゃんだから、昇平も一緒に遊びたがるのよね。
昇平がバッティング出来るようになったのも驚きだったけれど、それ以上に、お兄ちゃんのがんばりに感心してしまった。

その後は、母に布団を敷いてもらって、そこにもぐり込んでかくれんぼ。
お兄ちゃんが隠れるたのを昇平が探すのはできるのだけれど、昇平が隠れる番になったら、ただ、ものの舌に後ろ向きではいるだけで、姿が丸見え。「これじゃすぐ見つかっちゃうよ」とものを上からバスタオルで覆って、姿を隠してやった。
そこへ、お兄ちゃんが探しにやってきて、わざと「あれ〜、昇平くんはどこ〜?」と言ったとたん、「ここだよ!」と大声で言って出てきてしまった。母はずっこけて、大笑いしてしまった。(^○^)
かくれんぼ、まだお互いに鬼をするのは無理みたいだけれど、隠れたお兄ちゃんを捜すのはとても楽しそうだった。
優しいお兄ちゃんがいて、良かったね、昇平。(*^^*)

[01/03/02(金) 06:05]

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