昇平てくてく日記
幼児〜小学校低学年編
ことばの教室・3
◎7月11日の記録
リタリン 1回目 8:30 2回目 13:00
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午前中、ことばの教室に行って来た。
本日のメニューは次のとおり。
1.紙芝居(「いっぽんのひも」とかいうタイトルのもの)
2.ままごと
3.絵画完成
4.写真配列
5.やわらかい絵本
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3回目になって、少し昇平の着席率がよくなってきた。
まだ興味をひかれるものがあると席を離れてそちらへ行ってしまうが、先生に声をかけられるとすぐに戻ってくる。紙芝居の先が見たくて手を伸ばすと、それも注意されるものだから、「手はお膝」もだいぶできるようになってきた。
今回、一番生き生きと活動していたのは、ままごと。(笑)
人参、キャベツ、トマト、ナス・・・いろいろな野菜を並べたり、カレーを作る真似や、食べる真似をしたり。先生とやりとりしながら、とても楽しそうに遊んでいた。
まだ「作る人」と「食べる人」のように役をとる段階までは行っていないけれど、食べる真似っこはできるところまで発達していますね、と先生に言われた。
カレーにスイカを入れようとして、先生に「それはおかしいよ?」と言われていたけれど、母にはその理由が分かっていた。今度のお泊まり保育のメニューで、カレーにスイカがついてくるからなのだ。(笑)
よっぽど楽しみなんだねぇ。(*^^*)
キュウリやナスを食べる真似もしたから、偏食が少ないことも分かりましたよ、とも言われた。(笑)
これは、保育園のおかげね。
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絵画完成は、前回半分くらいやったものの残り。
ある絵を見ながら、部分的に足りない物があるもう1枚の絵に、不足している物のピースをのせて、絵を完成させる、というもの。
一度完成したら、お手本の絵を隠してもう一度作る、ということもやっていたが、昇平はそれはクリアしていると見られたのか、途中からはやらなくなった。
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今回私が興味を引かれたのは、写真配列の方。
例えば、サンドイッチを作っている女の子の写真が3枚あって、それを時間順に並べ直す、というもの。
以前、絵でやったときにはけっこうできていたのだが、写真になると少し難しかったらしい。
間違いが多くて、ずいぶん並べ直していた。
先生いわく「分かってはいるようだけれど、集中して観察できないみたいですね」。
確かに、そんな感じだった。
分からないものがあったり、うまくできなかったりするとすぐに「答えは?」と聞いてくる昇平だが、先生に励まされて、なんとか10組全部やっていた。
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やわらかい絵本は昇平のリクエスト。
マジックテープで留めたり、紐を結んだり、ボタンを留めたりする布製の絵本。
手先が器用になりそうだし、先生と一緒だと集中してやるから、これもいい訓練だなぁ。(笑)
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こうして見ていると、昇平は注意と集中の部分に大きな困難を抱えているのだとはっきり分かる。
好きなことや得意な分野のことになら長時間集中が続くのだが、あまり好きではないこと、苦手なことに「我慢しながら集中する」というところが弱いのだ。(同じ年代の子どもたちと比べて弱い、ということ)
当面のことばの教室では、そのあたりのところに指導のポイントがくるのかな、と思いながら見ている。
[01/07/12(木) 07:38]