昇平てくてく日記
幼児〜小学校低学年編
診察日・15
◎10月4日の記録
リタリン 1回目 8:00 2回目 12:00
デパケン 1回目 8:00 2回目 19:30
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保育園では、10月から年長さんのお昼寝がなくなり、代わりにその時間はひらがなの練習になった。
お昼寝大嫌い、お勉強大好きの昇平にとっては、天国のような時間割。(笑)
まだスケジュールの変更が完全に納得いっていないようで、毎朝「今日はお昼寝しないの?」と確認してくるが、お勉強の時間は張りきって字の練習をしているらしい。
楽しそうな様子が伝わってくる。
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保育園が終わってから、M病院へ診察に行った。
夕方4時頃に到着したので、最後の患者だったようだ。あまり待たされないで順番が来た。
昇平「病院ではお勉強をする?」と聞いてきた。どうやら、以前病院で発達検査を受けたことや、ことばの教室での勉強を思い出しているらしい。
リタリンだけ服用していた間は、あまり本人を病院に連れていっていなかったから、診察のイメージを忘れてしまったのかな。(^_^;)
「ううん。今日はお母さんや昇平くんがY先生とお話するだけだよ」と答えると、『なーんだ』と言わんばかりの顔。結局、待合室で見つけた幼児雑誌を読むのに夢中になって、診察の間も、Y先生の質問にはろくに答えなかった。(一応、聞かれれば答えるのだけれど、小さな声の短い答え。聞き返しても、もう答えてくれない。ま〜ったく。苦笑)
先生も苦笑いして「このマイペースなところは、もう少しですねぇ」と言う。
時間的にリタリンが切れていたので、なおさらゴーイングマイウェイになっていたこともあるかな。
我々の目標は、リタリン無しで昇平が生活できることだから、たしかにもう少し・・・いや、まだまだだなぁ。(^_^;)
でも、これでも、リタリンを飲む前よりはずっとずっと状態が良くなっているんだから、そもそもの状態がいかに悪かったか、という証拠でもあるわけだ。う〜む・・・・・・ま、いっか。とにかく、今はいろいろと改善されてきているんだからね。(笑)
デパケンのほうは、リタリンを飲み始めたときほどの、劇的な変化は感じられない。が、どうやらそれでよいらしい。
運動会での様子や、あらかじめ説明されると泣いている子の声にも少しずつ我慢できるようになってきたことなどを話すと、「少しずつ(行動が)柔らかくなってきましたね」と言われた。
デパケンは衝動性や激しい感情に効果があるお薬だから、少しずつ効いてきている、ということなのかもしれない。
リタリンとデパケンを2週間分処方されて、家路についた。
[01/10/05(金) 05:50]