昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

石蹴りゲームとシチュー作り

◎11月1日の記録

 リタリン  1回目 9:30  2回目 13:30
 デパケン  1回目 9:30  2回目 19:30

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水疱瘡の発疹は、すっかりかさぶたになったり消えたりして、明日(金曜日)からは保育園に行けることになった昇平。もう元気元気、元気いっぱい。
遊びたくて退屈で、「お母さん、遊ぼう!」攻撃。おかげで母は昨日から日中のパソコンの仕事がほとんどできなくなっている。・・・まあ、いいけどさ。(^_^;)

一緒に石蹴りゲームをした。
本来は外でチョークと小石を使ってするゲームなのだけれど、家の中で遊べるように、紙と鉛筆とおはじきで行った。
まず紙の中心に円を書き、そこから放射状に8本の線を引いて、紙を9つのブロックに分ける。
そのブロックに、それぞれ行き先を書く。「おにいちゃんのつくえにさわる。」「テレビにさわる。」「くまのいすにすわる。」2階のいろいろな場所を、できるだけバラバラな方向と距離になるように選んで書く。中心の円には「3かいジャンプして、ワンとなく。」これは、ラッキー・オーダー。(笑)
紙の外に立って、昇平と私とでおはじきを投げ込む。もし紙の外にはみ出したら、もう一回。
そうやって、それぞれの行き先が決まったところで、「よーいどん!」で指示された場所まで走り、さわったり座ったりしてから、大急ぎでまた戻ってきて、紙に先にタッチしたほうが勝ち。
昇平も、ルールが分かったら大喜び。ニコニコしながらおはじきを投げ込み、目的地までダッシュしては駆け戻っていた。
ただ、どうしても「二人揃って行き先が決まるまで待つ」というのを忘れがちで、自分の行き先が決まるととたんに走り出しそうになるものだから、そこだけは母が押さえていたけれど。(笑)
全部で7,8回くらい繰り返しただろうか。普通から見ると、やはり持続時間が短かったけれど、昇平と行うゲームの中では最高に長続きしたほうだった。(*^^*)

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夕食の時には、いっしょにシチューも作った。
母が台所のテーブルに材料を並べているのを見て、自分も手伝いたいと言いだしたのだ。
最近、昇平はお料理の手伝いにこっている。やりたいときが手伝わせ時。時間にも余裕があったので、できる限り昇平に任せて作らせてみることにした。
母は、ピーラーで皮がむきにくい野菜をむいたり、切るときに安定するように半分に切って渡したりしただけ。
昇平は、子供用の小さなまな板と果物ナイフで、野菜を一生懸命刻み、圧力鍋の中に入れていった。
人参、じゃがいも、たまねぎ、キャベツ。
肉の代わりに今日は冷凍素材のミートボールを使ったので、それを串から外して入れるのも頼んだ。
水を入れて、火にかけて、沸騰してから2分+蒸らし1分。圧力鍋はすぐに煮えるから便利だ。
昇平はその間、タイマーをセットして待っていた。リタリンが切れてリバウンドが来ているので、ちょろちょろ落ち着きなくて危ない。火のそばでは騒がないようにと、何度も注意した。危険な場面だけは、きちんと注意しておかないとね。

野菜が煮えたところで、以前ハンバーグを作ったときに残ったタネを冷凍したものがあったので、それをスプーンですくって入れさせた。「クレヨンしんちゃん」のビデオに似たような場面があったものだから、大張り切りで歌いながら手伝う。
さらにシチューミックスを鍋に入れるのも手伝ってもらった。
かき混ぜるのは母の役目だったが、味見は二人でした。小皿にちょっぴり分けたシチューを、真剣&神妙な顔で味見している様子は、なんとも面白かった。(*^^*)

出来上がったシチューは、上々のお味。
昇平は、夕食でおかわりをしてたっぷり2杯食べ、さらに父や兄が帰宅した9時過ぎに(兄はバレーの練習があった。)一緒になってもう1杯食べていた。
自分で作ったシチューは、よほどおいしかったのだろう。

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この日は、旦那が「昇平はずいぶん反応が良くなったな」と言った。
毎日、なんだか目に見えて成長しているような感じ。
いろいろな体験は、心の栄養になるのかな?
思いがけなく水疱瘡で4日も欠席してしまったけれど、これはこれで楽しい時間を過ごすことができた。

さあ、金曜日からはまた保育園。(と言っても、すぐにまた連休になってしまうけれど。)
保育園でもお友だちや先生といろいろなことを経験して、心の栄養をたっぷり受け取ってこようね。(*^^*)

[01/11/02(金) 05:56]

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