和式トイレでウンチ成功！

今日の話題は、もろに「ウンチ」のお話。お食事中・・・にネットする方はあまりいらっしゃらないと思うけれど（笑）、気分が悪くなる方がいらっしゃったら、すみません。

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小学校に入って、一番何が困ったかというと、トイレでウンチができないことだった。
小学校のトイレは水洗だけど、全部和式。昇平は和式トイレでウンチをしたことがなかったのだ。

学校にいる間にウンチが出たくなってトイレには行くけれど、しゃがみ込んだとたんに、便意が止まってしまって出てこない。
パンツにもろにもらすことはなかったけれど、我慢するうちに、パンツにちょっと付いてしまったり、おしっこがちょっぴりもれてしまったり、便秘になってしまって後々苦労したり。
安心できる環境で練習を積めばよいのは分かっているのだけれど、我が家の家のトイレも洋式。たまに泊まりに行く実家のトイレもやっぱり洋式。
外に出かけたときに和式のトイレにはいることはあるけれど、そんな場所で排便の練習ができるほど、彼は図太くない。
結局は、学校でもよおすたびに、学校のトイレに行ってチャレンジするしかなかった。
森村先生には、毎日のように失敗したパンツを洗っていただいている。・・・ホント、すみませんです。

ところが、この木曜日、初めて昇平が学校のトイレで排便に成功したらしい。
以下は森村先生の連絡帳から。

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ところで！　昇平くん、今日の給食前、初ウンチを１本しました！
一時間目にもチャレンジしたのですが、お腹に力を入れるあまり、下半身が上下に動いてしまい、パンツにおしっこをかけてしまって、意気消沈・・・。ダメでした。
そして、給食前。
「うんちでる！　まだ出てないよ」
よしいけー！　とばかりにトイレへ。
ズボンを脱いで、パンツ一丁。今度は安定して座っているぞ。
「ウーンウーン」やっぱり力が入りすぎて下半身が動き、おしっこがパンツに・・・。
『またダメか』と思いながら、パンツを脱がせ、最後のパンツを取りに行って（注：失敗したときのために、替えのパンツを２枚、教室に預けてある。）戻ってみると、便器の中にりっぱなウンチの一文字が・・・。
「やったぁー！」と大喜びする私の横で、冷静にお尻をふく昇平くんでした。
慣れるまでは、ウンチのときはパンツを脱がせた方がいいということに、やっと気がついた森村でした。

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冷静に見えながらも、昇平は内心かなり嬉しかったはず。
たぶん、パンツにおしっこをひっかけることもなく成功したら、自分でも「やったー！」という気分になることだろう。
心の中で、次回こそは、と決心を固めていたのかも・・・。（笑）

昇平の成長には三通りある。
普通の子どもと同じように、自然に成長していく部分と、
なかなかのびないけれど、あるとき急に階段を上るように上の段階に成長していく部分と
今回のように、根気強く練習や訓練を繰り返すうちに、ついにできるようになっていく部分と。
うまくできなくても、失敗しても、根気よくそれにつきあってくれる人に励まされるうちに、ある日とうとうできるようになるのだ。
ひとりで学校のトイレで排便できるようになるまでには、もうしばらく先生の手を煩わせることになるだろうけれど、やっと一歩先に進めたことになる。
良かったね、昇平。よくがんばったね。
森村先生も、本当にありがとうございます。m(_ _)m

[02/06/02(日) 10:54]