昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

教育相談 〜連絡帳・6〜

連絡帳に書かれてきた、今週の木曜日の様子。

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今日は子どもたちの教育相談をしました。
心の動き(喜び、悲しみなど)をうまく話すこと、説明することが難しいお子さんがいるので、「にこにこ」「ぷんぷん」「いやだー」「わっはっは」「ぐすん」の表情をした顔の絵から、最近の気持ちについて選ばせる活動をした後に、お話を聞きました。
昇平くんは、「にこにこ」と「わっはっは」の顔に○をつけました。
「にこにこ」はカービィのテレビを見ている時や、おやつのガムをたべている時だそうです。「わっはっは」なのは、算数や、お掃除の時にぞうきんを使うこと、そして、1−3でのプールだそうです。
丸がついていなかった「ぷんぷん」についても聞いてみると、手裏剣づくりが難しいから(注:折り紙で手裏剣づくりをしたらしい)図工だそうです。
「いやだー」は「ちょっといやだー」が正確な表現とのことで、変な歌を歌わなくてはいけないときの音楽だそうです。
ちなみに「ぐすん」は・・・「ないよ!」と言っていました。

図工はそろそろ絵の具を使った学習を予定しています。「複雑、難しい」というイメージを持たないような、「のびのび」できる図工を考えたいと思います。

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この話を読んでまず感心したのは、「子どもに対して」「きちんと時間を設けて」「教育相談を行っている」というところ。
親と教師、親と子と教師の二者懇談、三者懇談の形式での教育相談はよくあるけれど、子と教師が向き合っての教育相談は、兄の時には一度も聞いたことがなかった。・・・それとも、指導要領が変わって新しく入ってきた項目なのだろうか?
見ていると、先週は下校のコース別に子どもたちを教室に残して、担任が子どもたちから学習や学校生活の悩みなどを聞く、ということをどの教室でも行っていた。

次に感心したのは、ゆめがおかの子どもたちの特性に合わせて、きちんと気持ちを引き出せる工夫がされているところ。
いろいろな表情の顔から今の気持ちを引き出すというのは、ナイスアイディア! 昇平が語ったことは、そのまま正直な彼の気持ちだったと思う。

ちなみに、家で彼に確認したところ、「ちょっといやだー」と感じる変な歌というのは、教科書に載っている『君が代』なのだそうだ。
なるほど、あれはことばが難解で、歌っていても意味はわからないだろうから、歌詞も頭に入りにくいだろうなぁ・・・とか思った。(笑)

[02/06/16(日) 06:06]

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