昇平てくてく日記
幼児〜小学校低学年編
RPG(ロールプレイングゲーム)にはまる
この冬、昇平はファンタジー系のロールプレイングゲーム(以下RPG)にはまっている。
自分でゲームを操作して進められるようになってきたおかげも大きい。
お兄ちゃんが好きで集めていた攻略本や4コママンガを片っ端から読んでは、お兄ちゃんや父がやってきた古いソフトを引っぱり出して、自分でそれなりに遊ぶようになった。
最初やっていた「ドラクエ5」は途中でお兄ちゃんに取られてしまったので、今はもっぱら「ドラクエ1」とゲームボーイ版の「風来のシレン」がお気に入り。「リンクの冒険」も好きなのだが、うちにそのソフトはないので、これはマンガで読むだけ。(でも、しっかり攻略本は買った。笑)
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好きが高じると、徹底的にはまるのが昇平。家にあった刀や剣、手裏剣のおもちゃ、爆弾のおもちゃ(これはビンゴか何かで当てたパーティグッズ)・・・の中から、自分なりに吟味したものを自分の武器にし、段ボールを切り抜いて盾を作り(いや、母に作らせ)、指には魔法効果のある指輪(むろん、おもちゃ。買うときにレジのおばさんに面白そうな顔をされた。使用目的を教えたら大笑いされた。ちなみに母の元同僚)、極めつけは黒いダウンのベスト。これは、鎧(「フェザー・アーマー」と自分で名付けた。)なのだそうだ。この冬は、学校と食事とお風呂と寝るとき以外ずっと着ているくらいお気に入りになっている。
ところで、自作したものはともかく、なぜそんなに武器のおもちゃが我が家には揃っているのか?
実はお兄ちゃんが全く同じタイプだったから。(笑)
何かに興味を持ってはまると、しばらくの間、徹底的にそれに夢中になる。お兄ちゃんもやっぱりファンタジーや忍者に興味を持って、剣や刀のおもちゃを買い集めていた時期があったのだ。お兄ちゃんがそういう遊びを卒業したと思ったら、今度は昇平がそれで遊び始めた、というわけ。
兄弟揃って、よく似ていますこと。(爆)
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昇平の場合は、冒険マップやステータス表(登場人物の強さなどの一覧表)を作るのも大好き。
昨日もせっせと紙に向かっているなと思ったら、色つきで町と外の地図を描いていた。(むろん、オリジナル。)
自分自身の詳細なステータス表も作っていた。それによると、体力は「563515635ポイント」、魔法力は「302013457」、剣の強さ「352」、盾の強度「73」・・・ほとんど無敵じゃん、ってな値になっていた。
自分で考えたらしい魔法の名前も、下に並んでいる。なんだか分からないが、なんとなく効果がありそう。
ホントに徹底的にはまってるなぁ。(笑)
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昇平がこれだけ冒険の世界を楽しんでいるので、母も寝る前の物語をヒロイック・ファンタジーバージョンにすることにした。
題して「勇者フルートの大冒険」。
母が即興で作って聞かせる冒険物語。主人公は昇平のような男の子。(昇平という名前にしようとしたら、「フルートがいい」と昇平が決めてきた。)
ストーリィはどこかのゲームや物語の本で聞いたものを寄せ集めたような内容なのだけれど、それでも昇平には大受け。
今、フルートはドワーフ(小人)の少年と物言う子犬を仲間にして、国を闇でおおってしまった怪物を倒すため、南の沼地までやってきたところ。
幾晩にも渡って語っているのだけれど、昇平はよく理解して、楽しみにしながら聞いている。全部語り終えたら、まとめて小説コーナーにでもアップしようかなぁ。(笑)
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何かに夢中になるのも、こんな楽しみ方ができるのだから良いのじゃないかな〜、と思う。
母も楽しませてもらっているしね。
昇平のRPGブームは、もうしばらく続きそうだ。
[03/01/23(木) 00:25]