昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

性教育 〜連絡帳・13〜

森村先生の連絡帳より・・・

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1月17日(金)

今日Hちゃんが体調を崩し欠席したため、学級は男の子ばかり。Hちゃんには悪いのですが、「しめた」と思い、朝の会を少し延長して性教育の第一段階の指導をしました。

話のきっかけは「今日の教室には男の子しかいない。今、話をしているのも男の先生。女の子がいないから、女の子が聞くとはずかしくなってしまうようなことの勉強をするよ」といった感じでしました。
内容は

1) お母さんがしてくれるような「だっこ」「手をつなぐ」「チュッ」を女の子にすると、女の子ははずかしくなったり、悲しくなったり、嫌な気持ちになること。
2) 男の子は大きくなればなるほど大好きな人と手をつなぎたくなったり、さわりたくなるけれど、がまんをしなくてはいけない時が多いこと。
3) その気持ちががまんできずに大人になると、おまわりさんに捕まってしまうこと。→安易かもしれませんが、「どろぼうするとおまわりさんに捕まる」というストレートな悪に対する処罰を例にしました。

お話の反応を見ながら、下級生は席を外させようと思いましたが、昇平くんは最後まで真剣に話を聞きました。

物欲は「どろぼう」についてお買い物の際など、わりと多くしつける場面がありますが、性に関する欲求については、学校でも指導の必要がある場面はさほどありません。まして、性に対する欲求は、理性が上手に働くかどうかという個人の力とも関わってくるので、小学生のうちからチャンスを逃さず、くり返し指導していく考えでいます。
欲しい物を自然にがまんできる様に、性に対する欲求を自然にがまんできるようになるのが理想ですが、「〜は許されないこと!」という概念をできるだけ早く確立させたいと考えています。

まゆみ先生とも、「一年生だからまだ・・・」という意識ではなく、機会を逃さず、吸収できる内容で指導していこうと話しています。

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森村先生たちの意識の高さ、見通しの的確さに、ただただ脱帽の母でした。

[03/01/21(火) 00:22]

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