昇平てくてく日記
幼児〜小学校低学年編
自己コントロールの兆し?
数日前のこと。
夜、旦那が帰ってきて夕食を食べ始めたら、昇平がやってきて台所でお相伴を始めた。
お父さんがいるものだから、嬉しくて嬉しくてハイテンション。食べながら、落ちつきなくあっちへうろうろ、こっちへうろうろ。椅子によじ上ったり、走り回ってドアや壁に激突しそうになったり。そのたびに私から「危ない!」「落ちついて!」と注意されていた。
すると、昇平がふと真顔になってこう言った。
「どうして、ぼくは夜になると暴れちゃうのかな?」
それはね、夕方を過ぎるとリタリンの効果が切れちゃうからだよ。
・・・と言いたくなるのをぐっとこらえて、「夜になると暴れちゃうって思うの?」とだけ聞いてみた。
「うん」と昇平はうなずいた。
別に本当に暴れ回ったり、暴力をふるったりするわけではないけれど、自分の中で気持ちが落ちつかなくなって、自分自身でもそれが押さえきれなくなるのを感じるんだろうね。
夜、昇平が寝てから旦那とその話をした。
「そうやって自分の状態が客観的に見られるようになってきたなら、そのうち、自分の力で自分の行動をコントロールできるようにもなるのかもな」
と旦那が言った。
私もそんな気がしている。
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先日、病院に診察に行った時に昇平が書いて見せた「4年生の目標」。
1.ちゃんとはなしをきく。
2.まわりをみる。
3.かしてというとかす。(貸してと言われたら貸してあげる、の意。)
4.ないている子がいるとみない。(泣いている子がいる時は、そちらを見ない=気にしない。)
5.こまったことがあるとせんせいに。いなければせいと。(困ったことがあったら先生に言う。いない時には生徒=まわりのお友だちに言う。)
5.ざんこくな絵をかかない。
5はその前日に白鳥をいじめるゲームの絵を描いてしまって、先生にみっちりと注意されたため。とても反省したらしい。
やっぱり、自分なりに自分の行動を変えようとしている兆しが見えてきたかも。
あと2か月あまりで、昇平は4年生になる。
[05/01/28(金) 22:52] 日常