昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

山登りの夢

昨夜、布団に入ろうとして、昇平が突然思い出したように話し出した。
「ゆうべ、山登りの夢を見たんだよ。Yくんが突然『ひとりで登ってこい』って言うから、なんとか自分ひとりで登ったんだ」
「へぇ〜、ひとりで登ったんだ。がんばったねぇ」
と私。
すると、昇平が言った。
「今日はKくんと勝負する夢が見たいなぁ」
「あら、ゆうべはYくんと勝負だったの?」
「うん。Yくんとぼくで、どっちが先に登るか勝負したんだよ。ぼくがちょっとだけ早くて、なんとか勝てたんだ。山を登るとき危ないところがあって、落ちると死ぬかと思ったから、こうやって(岩を)つかんだんだ」
と実演付きで夢の場面を再現してくれた。

YくんもKくんも、学童で仲良しの同級生。特にYくんはとても面倒見の良い子で、「○○しろ」なんて一方的に命令するような子じゃないのだけれど。
同級生の友だちと肩を並べたい、できたら追い抜きたい・・・という昇平の意気込みが見え隠れする、夢の話だった。

[05/02/02(水) 09:31] 日常

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