昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

ぼくのリフレッシュタイム

GWも後半になった。我が家では、お兄ちゃんが郡山の私の実家に泊まりに行ったが、それ以外は特に出かける予定もない。
ところが、昇平は退屈する様子もなく、部屋のドアを閉めきって、一人でビデオをかけながらお絵かきなどしている。そう、おなじみ「ぼくのリフレッシュタイム」だ。一人だけの部屋に好きなビデオを何度も何度も流しながら、誰とも話さず、誰とも関わらず、思う存分好きな時間を過ごす。そして、たまに力作ができたりすると、「ほら、見て見て」と部屋から出てきて、また部屋に戻っていく。そういう時は多動さえなりを潜めていて、本当にいるんだろうか? と思うほど部屋は静かになっている。
昨日は旦那も仕事が休みだったので(注:今日は仕事に行っている)、「一緒にどこかに行こう」と誘ったら、ゲームセンターに行って、その後ハンバーガーを食べたい、と言われてしまった。遠出もしたくなかったらしい。

でも、今日になったら、その様子が少し変わってきた。
しばらく部屋にこもっていたな、と思うと、ノートに書いたすごろくを持って、「お母さん、これ一緒にやろう」と言ってきた。「おやつ作りしたいなぁ」と自分から言いだしたので、チーズケーキと杏仁豆腐作りに誘ったら、大喜びでたくさん手伝った。今も、突然「紙粘土で工作がしたい」と言いだしたので、紙粘土を買いにスーパーまで行ってきたところだ。(紙粘土を買ってもらう代わりに、彼は買い物のカートを押すお手伝いをした)
どうやら、自分の時間を満喫して、少しずつまた「やる気」が出てきたらしい。
4年生になって、いろいろと変化はあったし、上級生として彼なりに精一杯がんばって過ごしてきた4月。ちょっぴり疲れが出てきたところで連休になったので、張りつめた気持ちをゆるめてのんびり過ごすことで、また何かを始める元気が出てきたように見える。顔つきも、昨日までと比べて、ずいぶん生き生きしてきた。

この「一人の時間」は、君にはとても大事な時間なんだよね。
でも、私にはその気持ちが良く分かる。私自身も、そういうタイプの人間だから。
人と関わることは決して嫌いではない。一緒に遊ぶことも何かをすることも好きだけれど、でも、疲れた時には自分一人でゆっくり過ごさないと元気になれない。だから、君の一人の時間も、邪魔したくないな、と考えている。

三連休は明日まで続いて、その後1日学校があって、また土日に連休が来る。
十分休んだら、来週はまた元気に学校に行けることだろう。
5月には運動会もある。この連休で体力もたっぷり蓄えておいて、運動会の練習に備えようね。

[05/05/04(水) 13:42] 日常

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