昇平てくてく日記
幼児〜小学校低学年編
プライドと骨休め
先日学童に迎えに行ったときに、指導員の鴨原先生が教えてくれたエピソード。
おやつの時間、低学年の子供たちに鴨原先生が呼びかけたそうだ。
「みんな、昇平お兄さんのテーブルに行って、そこに並んでね」
すると、昇平は感激したように
「ぼく、お兄さんなんて言われたの初めてだ。うれしいー!」
と大喜びしたらしい。
家でも学級でも、昇平は常に一番年下。でも、学童では今年から昇平が最年長になった。
まだまだ幼くて、とても低学年の子を面倒見るなんてこともできないけれど、それでも「年長者のプライド」みたいなものが育ってきているんだなぁ、なんて感じてしまった。
最近、ちょっとしたことでプンプン怒ることが多い昇平。でも、よくよく見てみると、相手に馬鹿にされたり、からかわれたり、自分の間違いを指摘されたり、とプライドを傷つけられるようなことをされたときに怒っているような気がする。
大人になってきているんだねぇ・・・。
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話は違うが、今週は水曜日からドウ子先生がいない。6年生のCくんの宿泊学習について行っているからだ。
毎日、協力学級での授業以外は自習になっているのだが、日に日に昇平が元気になって、落ちついてきたのが分かる。「ウルトラマン」や「ボルン署長」といった強迫的な言動も、完全になくなってしまった。あまり見事にそれがおさまってしまったので、こちらの方が面食らっているほどだ。どうやら、自習の後に自由時間がたっぷりあるので、それがちょうど良い骨休めになっているらしい。
別に計算されてこうなったわけではないのだけれど、いいタイミングだったなぁ、と考えている。
[05/05/27(金) 05:24] 学校 日常