昇平てくてく日記3

中学校編

「しあわせ」

 気がつけば、1月も間もなく終わり。
 ご無沙汰しておりましたが、私たちは元気です。

 三学期が始まってから、昇平は前にも増して「自分をコントロールすること」にがんばっている感じです。
 時々は、どうしようもなく動揺したり、焦ってしまったりするし、友だちからからかわれて怒る、という場面もあるようですが、それも以前ほどの激しさではないようです。
 連絡帳には、「今日も落ち着いて過ごしていました。」と書かれる日が増えました。こちらも特に報告する内容がなくて、「家でも落ち着いていました。」と書く日が続いています。連絡帳のコメント文が短いのが、嬉しいような、ちょっと物足りないような。(笑)


  ☆彡☆彡☆彡☆彡


 今、平原綾香のアルバム「そら」の中の、「しあわせ」という曲を聴いています。
 平原さんはドラマ「風のガーデン」の主題歌を紅白で歌って、ヒットチャートベスト10にも入ったと聞いていますが、これは今から2年ほど前に出たアルバムです。
 穏やかな曲が多いアルバムですが、「しあわせ」はその中でも特に静かな歌です。少しだけ、始まりの歌詞を書いてみます。


   「しあわせ」 (作詞:松井五郎、作曲:A.Gagnon)


  ほんとはあるのに

  見えないしあわせ

  伸ばしたてのひら

  誰にふれる


  青空さえぎる

  冷たい雨にも

  わたしは優しく

  なれますか


   ・ ・ ・


(試聴はこちらで、DLもできます)
  ↓
http://www.hmv.co.jp/digital/product/detail/sku=2112290432


 静かな歌声を聴いていると、ああ、本当にそうだなぁ、と思います。
 幸せって、本当はすぐそばにあるもの。
 「幸せとは、なるものでも、するものでもなく、ただただ感じるもの」とは知人が言ったことばだけれど、本当に、その通りなんだろう、と思います。
 幸せって、すぐそこにあると「気がつくもの」なんだと。


 日々、いろいろなことがあります。
 嬉しいこともあるけれど、悲しくなるようなことだって起きる。
 子どもだって、力強く進んでいく日もあれば、上手くいかなくて落ち込んで「ぼくはダメだ」と言い続ける日もある。
 でも、そんな中にだって幸せはあるんですよね。いつも、いつでも、手を伸ばせばすぐ届くところに。


  どこかではなく

  いつかでもない

  いまここにいることが

  答えと信じて

    (歌詞出典:同上)


 そうやって日々を過ごしていくうちに、いつか、私たちはどこかの新天地に到着しているのかもしれません。

[09/01/27(火) 09:52] その他

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