てくてく日記・１３７「自分の把握」

冬の夕暮れ

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１１／２５（月）〜１２／１（日）

月：スクーリング（家庭看護）
火：フリースクール
水：スクーリング（ＨＲ）
木：フリースクール休み、インフルエンザ予防接種
金：スクーリング(地学)→フリースクール
土：歯医者
日：休養日

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　現在、我が家では風邪が蔓延している。旦那から始まって昇平にうつり、次に私にも若干うつった。
　水曜日に昇平のインフルエンザの予防注射を予約していたので、様子を見て、熱がないようなので接種したのだけれど、その後もなんとなくだるそうな様子をしている。スクーリングやフリースクール、病院や歯医者と続いて疲れたせいかもしれないけれど。
　それでも、日曜日に精米に行くのに、３０Ｋｇの米袋を車に積み卸ししたり、精米機まで運んだりして手伝ってくれた。ありがとう。

　体調は風邪気味だけれど、精神的には安定していて、たまにちょっと昔のように不安になっても、「あれってぼくはこうだと思うんだよね」と自分から言っては、「落ち着いて考えればわかることって、たくさんあるんだよね」と言っている。「世の中は本当はそれほど怖くないんだよね。本当に怖いものは、ぼくの内側（なか）にあったんだ」と言ったこともある。

　自分が人より疲れやすいこと。普通の人たちよりできないことが多いこと。理解に手間どること。気になるとなかなかそこから離れられないこと……。昇平は今、自分自身を正確に捉えようとしている。
　「だけど、やる気はあるんだよ。お兄さんのような仕事が大変なところじゃなくなくて、やることをちゃんと教えてもらえて、わからなくなったときに手伝ってもらえるなら、きっとぼくだって将来働けるんだ」前向きな顔で、昇平はそんなことを言う。
　この日本の社会が、どうか昇平のその願いをかなえてくれますように――。私はそう祈り続けている。



(2013.12.1記）

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[13/12/02(月) 16:17] てくてく日記