てくてく日記・175「家事ヘルパーのアルバイト」
コスモス(撮影:昇平)
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10/27(月)〜11/2(日)月:学校(校長講話)
火:フリースクール休み、家事手伝い
水:授業(英語)
木:フリースクール
金:フリースクール
土:休日、買い物
日:休日
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昇平の家事手伝いがパターン化してきた。
料理の手伝いはひとまず満足したようで、最近は料理には手を出さなくなって、代わりに朝食の後に茶碗ふきをしてから家の中に掃除機をかける、またはモップをかける――というのが昇平の仕事になっている。昇平が休みの日にはもう少し長時間、洗濯物を干すのを手伝ったりもする。
毎日がんばるうちに「がんばっていることを評価してほしい」と思い始めたのが感じられたので、就職の予行練習も兼ねて、「家事ヘルパーのアルバイト」として労働契約を結ぶことにした。まあ、「おままごと」みたいなものですが。
時給500円の設定で、一日20分、一ヶ月30日勤務の計算。20分×30日÷60分×500円=5000円。これを、「アルバイト料」という名目で、翌月1日に支払う、という労働契約書を書いて、昇平にサインと印をもらった。ちなみに、残業代はなしで、もしも学校などで予定の時間より短くしか働けなかったときには、別の日にその分まで働く、という条件付き。ちょっとシビア? いえいえ、実質は家のお手伝いなので、これくらいは。(笑)
10月は24日間働いたので、4000円のバイト料になった。これまで小遣いは3千円だったので千円アップ。お手伝いでバイト代がもらえると決まったら、お手伝いの態度もよくなった。(これを決める前は、飽きてきて少しだれてきていた)
そして、昇平が毎日家事を手伝ってくれるので、五十肩が治りきらない私は、本当に助かっている。掃除が行き届くようになって家の中も綺麗になってきた。
昇平自身は「家事を手伝うようになってから、イライラすることが本当に減ってきた。体を動かすようになったからかな」と言っている。理由が何かはわからないけれど、手伝いを始めてからイライラして不安定になることが減ったのは確か。
いろんな面で、プラス効果が出ている「家事ヘルパー」のアルバイト。
自分の労働がお金になる経験も大事なんで、本当に就職できるまで続けていきたいな、と思っている。
(2014.11.4記)
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[14/11/04(火) 21:53] てくてく日記