問題 |
正解 |
ポイント |
1 |
c |
子どもがよい行動を始めたらすぐにほめましょう。タイミングが大事です。やり終えたらそのときもほめましょう。必要ならその間もほめます。例えば靴下をかかとまでいれたら「かかとまではけたね」と途中ではげまします。 |
2 |
b |
できるだけ具体的な行動を見つけましょう。具体的な行動とは見て聞いて数えられることです。そうすれば子どもは何が良い行動かを学びます。人と比較するのはやめましょう。プレッシャーになりますし、今度一番と言ってもらえなかったときに落ち込みます。 |
3 |
b |
子どもの行動に対する親自身の感情を伝えるのは大事です。しかし、それだけでは親を喜ばすことだけを学びます。子ども自身がよかったことが何かを気づくようにほめましょう。 この例では、とくに学校の様子を知らせてくれたことにも注目しましょう。上手にほめれば、学校のことを話すようになります。
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4 |
c |
子どもはみな競争が好きです。aでは競争心をあおり、けんかの火だねになります。bのほめ方がもっとも一般的です。しかし反対の「あなたは悪い子ね」という表現を考えてみてください。自分全体を否定されたようないやな気分になります。子ども全体をほめるのではありません。何がよい行動かをはっきり教えることが大事です。c.はそれを示しています。 |
5 |
b |
言葉以外でもほめられます。頭をなでるのもいい方法です。しかし、ちいさな子には目線の高さを合わせてほめましょう。子どもをしっかり見て、話しかけるのは基本の基本です。 |
6 |
c |
aには「今日だけは」という批判の意味がふくまれています。bはせっかくほめたのに、そのあとが命令では台無しです。cのように具体的によい行動を指摘するだけでも子どもはほめられたと感じます。ほめるとはお世辞を言うのではなく、親が子どものよい行動に気づいていることを知らせること、つまり肯定的な注目を与えることです。 |