昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

声援へのお礼

昨日は早朝に更新したので、なんだか2日ぶりでこれを書いているような気分です。(^^;;
ここに昇平のことを書いたら、掲示板でたくさんの声援をいただきました。すごく嬉しいです。

正直言えば、「障害児の親」という立場はかなり辛いものがあります。
昇平の現状を全て受け入れて、彼のペースで一緒に進もう、と思っているのですが、どうしても『この子は障害者なのだ』という気持ちが先に立って、どんな行動や反応も異常に見えたりするのです。
以前より自閉が進んでいるんじゃないか、と感じることもあって、不安になったりもします。
外に買い物に行っても、なんだか人目が気になるし。私もまだまだ未熟者です。(-_-;;;

でも、今日になって、思いました。
そんな風に特別視している限り、昇平は良くなっていかないんじゃないか、と。
自閉症だからといって、いつまでもオムツをしていて良い、と言うことにはならないし、お手伝いしなくても良い、と言うことでもないと思うのです。
普通の3才の子どもと同じように接する方が、良い結果が出るような気がするのですね。
実際、夕食の手伝いを頼んだら(ラーメンの麺を袋から出して、ほぐすだけの仕事ですが・・・笑)、それをやり遂げて、とても嬉しそうな顔をしていましたし、トイレに行こう、と誘えば、それが当然という顔でついてきます。<実際にはトイレで出なくても。(^^;;;
お手伝いやトイレが出来る力は、ちゃんと育ってきていたわけです。
それを、「この子は自閉症だから」と言って、出来ないものと決めつけたら、出来ることもできなくなりますものね。

まだまだ、自閉症児の対処の仕方は分かりませんし、不安もいっぱいなのですが、それでも、方針が定まったら気が楽になって、また、昇平の成長を喜べる気分になってきたのです。(^^)
これもきっと、皆様のおかげ。・・・いえ、本当に、そんな風に感じるのです。
空間を越えて、皆様がパワーを送ってくれているのですね。
ありがとうございます。m(_ _)m

[98/12/05(土) 21:00]

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