昇平てくてく日記
幼児〜小学校低学年編
ドーナツと、「ぼくの」
(2月3日の出来事)
前の晩、寝るときに「明日はおやつにドーナツを作ろうね」と約束したら、朝起きてきたときから「ドーナツ作ろう」と言っていた昇平。
すぐにでも作りたそうな様子なので、「まだよ、朝ご飯を食べて、お掃除が終わってからね」と言ったら、その後も「ドーナツ作ろう」と言うものの、ちゃんと「おそうじ終わってから?」と確認するようになりました。
ちゃんと掃除が済むまで待っていられたのですから、大人になったものです。(^^)
ドーナツの材料は、ホットケーキミックスと卵と溶かしバター。(詳しい作り方は、「キッチン・ママ」のコーナーの『ドーナッツ』のページをご覧下さい。(笑)
一応、材料と作り方の手順を絵で描いてやったのですが、ふと、最近こんな風にお絵かきで教えることがなくなっていたことに気がつきました。
予定や状況を絵と文字で教えることを「お絵かきスケジュール大作戦」と称してよくやっていたのですが、最近は、言葉で通じるようになってきたので、お絵かきの出番もほとんどなくなっていたのです。
こんなところでも昇平の成長を感じてしまいました。
こちらの言うこともちゃんと理解できて、その通りに出来るので、一緒にお菓子を作るのも楽しい、楽しい。(^^)
材料を混ぜて、こねて、めん棒で伸ばして、型で抜いたり、好きな形のドーナツを作ったり。
昇平はいもむしの「ニャッキ」(NHK教育テレビに出てくる、粘土のいもむしのアニメーション・・・とってもかわいい♪)や剣、自動車のドーナツを作りました。
油で揚げたら、ニャッキはふとっちょいもむしに、剣は棍棒のよう、自動車に至っては、丸いドーナツの周囲に小さな丸いドーナツが4つくっついた代物に出来上がりましたが、それでも大事そうに食べていました。(笑)
出来立てのドーナツを2つ皿にのせて「おじいちゃんにも、はいどうぞ、って上げてきて」と言ったら、「はいどうぞ」こそ言えませんでしたが、ちゃんとおじいちゃんに持っていきました。
「昇平くん、ごちそうさま!」とおじーちゃんも嬉しそう。
この日は、一日中安定していて、私が仕事をしている間も特に駄々をこねたり退屈したりすることはありませんでした。
午前中、きちんと相手をしてやったからかしら? それとも、どこにもお出かけしなかったから、疲れていなかったのかな?
とにかく、落ち着いて過ごしていましたし、語りかけなどへの反応も良い1日でした。
テーブルに伏せたコップの中に自分の人形を入れて、「ぼくのピンクボンちゃんと・・・きいろボンちゃん・・・はいってる」と言ったのを聞いたときには感動しました。
「ぼくの」です。「ぼくの」!
一人称を使いました!!
しかも、文法を一生懸命考えながら。
毎日、はっきりした成長が見えて、本当に嬉しい日が続いています。
[00/02/04(金) 11:03]