昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

「あぶないよ」

◎2月25日の記録

 リタリン  1回目 9:00   2回目 13:30

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今日も外出は無し。
 昼過ぎ、散歩しながら買い物へ。
 帰り道、いつも通る裏道がぬかるんでいたので、表の県道を通っていく。
 今、梁川町では阿武隈川の堤防を大改修中で、町中を大きなトラックが何台も通っていく。通りを歩いていくと、本当にヒヤヒヤしてしまうのだが、昇平はまるで気にせず歩くので、しょっちゅう、「車が来てるから危ないよ」「トラックが行くまで端に寄っていようね」と言わなくてはならなかった。

 ところが今日、歩いている私たちの後ろから大型トラックが近づいてくるのに気がついた昇平が、一生懸命私の手を引いて、道の脇へ寄らせようとした。「あぶないよ。こっち来て」と心配そうな顔で言いながら。
 その後、県道を抜けて、別な道を歩いていても、私が道路の路肩の白線から車道側に出ると(昇平と手をつないで歩いているし、私が車道側を歩くしかないから、時々車道に出てしまうのだが)、昇平は気をもんで、私の手を引っ張って引き戻していた。
 こんな行動は初めて見せてくれた。
 また一歩、大人になったなぁ。


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 家の中では、制作活動に夢中。
 この日も、粘土遊びと、のり遊びをしていた。
 のり遊び、と言うのは、つまり「糊遊び」。
 私が文房具をしまっている棚を引っかき回すうち、新品の糊(のり)が出てきたものだから、部屋の入り口のドアに、いろいろなモノを貼り付け始めたのだ。
 ちなみに、我々の部屋のドアには古いカレンダーが裏表に貼ってあって、らくがきなどが自由に出来るようになっている。最近は、昇平の作品などをそこに貼っていたので、そこは作品を貼るスペースと理解していたようだ。
 そのドアに糊で貼り付けたのは、絵はがき、キャラメルの箱の蓋、色紙、紙の箱、紙製の万年カレンダー、広告・・・などなど。(^_^;)
 ごちゃごちゃのくせに、妙にアートな感じがするのは何故だろう?(笑)
 面白いので、当分このままにしておくことにした。

[00/02/26(土) 05:49]

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