昇平てくてく日記
幼児〜小学校低学年編
お医者さんごっこと散歩
◎3月18日の記録
リタリン 1回目 9:00 2回目 13:00
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昨日、怒って子どもたちに「あんたたちなんていらない!」と言ってしまったわけだが、今日は2人とも元気。特に心に傷を負ったふうでもなくて、とりあえずは一安心した。でも、やっぱり「あんたなんていらない」なんてセリフは言うべきじゃない、と思っているが。
ただ、お兄ちゃんは朝のうち「まだ怒ってる?」とご機嫌伺いしてきたし、昇平もいつもよりは自分ひとりで遊ぼうとしていたようだ。今日くらいは母の機嫌をとって置いた方が良さそうだ、と思ったのかな?(^_^;)
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ところで、昇平がお医者さんごっこに凝り始めた。
と言っても、変な意味の方ではなく(笑)、おもちゃのお医者さんセットを使った、純粋なごっこあそび。
スーパーに買い物に行ったとき、お医者さんセットを見つけて欲しがったのだ。
本当は、明日町に買い物に出たときに、子どもたちに少しおもちゃか本を買ってやるつもりだったのだが、それを「無し」と言うことにして、セットを買ってやった。
セットに入っていたのは、聴診器、注射器、体温計、ピンセット、はさみ、小さなカルテと診察券。これで380円。内容の割りには安かったかも。
ほとんどのものの使い方は、病院で見たりして知っていたのだが、はさみだけは「髪の毛を切る」ものだ、と言い張る。そういえば、うちでは怪我の手当をしたりするときに専用のはさみはほとんど使わない。包帯そのものをめったに使わないのだ。たいていカットバンだから。
ピンセットも、なにに使うものか分からなくて「これはなに?」と何度も聞いていた。
ちぎって丸めたティッシュをはさんで、薬にひたして塗る真似をして見せたら、納得したようで、その後はカルテのカードをガーゼに見立てて(何故そうなるか?・・・笑)、私やお兄ちゃんたちの手に薬を塗ってくれた。
お医者さんの役をするのも、患者の役をするのも喜んでいて、私やお兄ちゃんを診察したり、逆に診察してもらったり。
お兄ちゃんが昇平先生に「頭が痛いんです」と訴えたら、聴診器をお兄ちゃんの頭のてっぺんに当てたのには大笑いしてしまった。(^o^)
このお医者さんごっこも、元はと言えば、漫画「星のカービィ」の中の場面の再現。
本当に、漫画と言っても、いろいろな活動の手がかりになるらしい。(^_^;)
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ところで、今日は近所のスーパーまで遠回りで買い物に行った。
夕方になっても天気が良くて、外を歩くのが気持ちよかったから。
車のあまり通らないまっすぐな道路を、昇平は先に立って走っていく。「ファイト、ファイト」とか言いながら。(笑)
時々私を振り返るので「早い早い」と言ってやると、満足そうに笑って、また走っていく。
でも、後ろから車が来るのに気がつくと、ちゃんと端によって、車が行きすぎるのを待つではないか。
う〜ん、成長したなぁ!
私と追いかけっこしながら、きゃあきゃあ笑って走ったり、道路わきの田圃の切り株を観察したり、あぜ道を通ったり・・・
そんなふうに楽しく散歩しながら、ふと、昔、お兄ちゃんともこんなふうに同じ道を歩いたことを思い出した。
今までの昇平は、散歩と言っても、自分の興味のあるものだけにしか関心を示さず、歩いては道ばたにしゃがみ込み、車を気にする様子もなく、ただゴーイングマイウェイに進んで行くだけだった。大人は、その後をついて行くだけ。
それが、今ではお兄ちゃんの時のように、一緒に楽しみながら、会話しながら歩けるようになったのだ。周囲の状況が理解できるようになって、散歩の楽しみ方が広がった、と言うことなのだろう。
成長としては、ささやかかもしれないけれど、とても嬉しい発見で、私もなんだかまた心が元気になった気がした。
大きく、大きく育っていけ、昇平。そして、お兄ちゃん。
そして、たまに母がヒステリーを起こしたって、めげないくらい強くな〜れ!(爆笑)
[00/03/19(日) 07:15]