昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

友達と遊びたい心

◎3月22日の記録

 リタリン  1回目 9:00   2回目 14:00

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町の子育てサークルに行った。
本当は春休み中なのだが、集まりたい人だけ集まろう、と言うことになって、いつもとは違う場所に会場を借りて行った。
そこは部屋は広いが、おもちゃのなにもないところ。以前、お絵かきなどしていたら、子どもたちがペンで壁や障子にらくがきしそうになった経験があるので、今回は家からおもちゃやシャボン玉、風船などを持ち寄った。
風は少し強かったが、天気も良く、中庭にでて遊ぶこともできた。

人数がいつもの半分程度だったので、昇平もリラックスしている様子。
途中、小さな子どもが時々ぐずっていたが、いつもよりパニック度が低かった。遊ぶほうに夢中で、泣き声に気がつかないことさえあった。これが本当なのだ。人間は、無意識のうちに自分に関係のある音とない音とを聞き分けて、関係ある音だけを認識しているものなのだから。

昇平自身は、中庭で遊ぶのがすごく気に入った様子。
枯れ葉や枯れ枝を集めて、「たきび」を作るのだと言っていた。すると、昇平より数ヶ月年上の男の子が、興味を持って近寄ってきて、「なにしてるんだ?」と聞く。「たきびごっこしてるんだって」と私が教えると、「おれもやる!」とその子も手伝い始めた。
年の割に小さな子の面倒を見たがる、兄貴タイプの子で、枝だが2本あると、大きい方を昇平に渡してくれるなど、いろいろ世話をしてくれていた。
昇平もその子と一緒にたきび作り。そして、長い枝を拾って、釣り竿遊び。
その子の行くところについていこうとしていた。
意欲としては、まだ少し弱いが、それでもちゃんと「友達と遊びたい心」は育っているのだ。
保育園に行って、友達と遊べるようになる日が来るのが楽しみだ。

[00/03/23(木) 05:54]

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