昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

食事の時間に

◎3月30日の記録

 リタリン  1回目 10:00  2回目 14:30

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あやうく朝の薬を飲ませ忘れるところだった。
それくらい、薬無しでも落ち着いていたのだ。自分の家にいる、ということは、それだけ昇平にとって安心できることらしい。

ところが、薬が効いている時間にも関わらず、夕飯時の態度は悪かった。
お父さんの帰りは遅かったが、それ以外の家族が全員揃っての夕食だったので、はしゃいでしまったのかもしれない。夕食前に少し食べてしまったので、あまりお腹が空いていなかったのかもしれない。とにかく、遊び食べがひどかった。
水を口に含んではコップに戻すので、他の人が気分を悪くするからやめるように、と何度も注意したのだが聞かない。座って食べるように、と言う指示も守れない。夕食をごちそうさまにさせるよ、と警告を出し続けたが、それでも遊び食べが止められないので、ついに罰の行使。「昇平くんはごちそうさまだよ!」と宣言して、エプロンを外させ、2階の部屋に引っ張っていった。
昇平、泣いて「ごめんなさい」と言う。遊ばないで食べるか、と聞くと、ちゃんと食べる、と言う。

・・・先日、思いっきりヒステリーを起こして怒ってしまった後遺症で、昇平は、私に怒られるとすぐに素直に謝るようになっている。
しつけるにはなかなか好都合なのだが、それをいいことにしょっちゅう怒っているようでは良くないので、ここぞと言うところだけで使うようにしている。
昇平がちゃんと反省したので、食事に戻らせた。・・・私が抱っこで連れていく、というサービス付きで。(笑)

食後、ちゃんと食べたごほうびは? と聞いてくる。
いつもは、デザートやジュースを、ごほうびと称して与えているのだ。
だが、今日は遊んで食べていたのだから、ごほうびは無しにした。本人は不満そうだったが、今日はちゃんと食べられなかったことを確認させると、「明日の朝は?」と聞いてくる。「明日の朝、お利口さんにたくさん食べられたら、ちゃんとごほうびをあげるよ」と教えたら、それで納得して、あとはもう何も言わなかった。
ちなみに、この説明の間も、私は昇平を抱っこしていた。この状態で話して聞かせると、安心して理解できるようなのだ。(^^)

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「星のカービィ」の漫画を、本当にどこにでも持ち歩く。
そこから遊びが広がっているうちは良かったが、最近は、漫画のセリフを暗記してどこででも言っていて、それを第三者に理解させようとしたり、合いの手を言わせようとしたり、あるいは、目の前に見えている状況を漫画の中のセリフで表現したりする。
少し、度が過ぎている感じだ。

とりあえず、あまりそれがひどいときには、「他の人には(お母さんには)漫画の内容は分からないんだよ。昇平くんみたいにたくさん読んでいないんだから」と教えたり、場面によって、漫画を手放させるよう、指導している。
好きなものにはとことん熱中する性格というのも、なかなか難しい部分があって、対応が大変だ。
うまく働くと、とても役に立つ能力なのだけどね。(^_^;)

[00/03/31(金) 05:58]

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