連絡ノート

◎４月６日の記録

　リタリン　　１回目　7:45　　２回目　11:50

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保育園４日目。今日も１２時降園。

今朝は保育園の制服を着せようとしたところから泣き始めた。
「ほいくえんに、おかあさん欲しいよぉ」と言う。
なだめすかし、カービィの絵を描いたメモ用紙を、時計の絵の紙といっしょに持たせて登園させた。

園についても、昇平はまだぐずぐずと泣き続けていたが、玄関に迎えに出た担任の先生が「おはよう、昇平ちゃん。昨日はボーリングしたんだよね。粘土遊びもしたんだよね。今日はなにして遊ぶ？」と声をかけてくれたら、泣きやんで「しょうへくん、粘土遊びする」と答え、先生に抱っこされながら上履きをはき始めた。
これは、と思い、私も「それじゃお願いします」とだけ言って、そそくさと帰ってきた。そこで長々と連絡事項を伝えたりしていたら、せっかく園生活に向かっていた昇平の気持ちが、また母親に向きそうな気がしたので。

先生に伝えたいことは「連絡ノート」を作ってそこに書いておいたので、朝の別れ際に余計な手間がかからなくてグッドだった。
迎えに行ったら、先生の方でも連絡ノートに今日の昇平の様子を書いていてくれていて、園での様子がよく分かった。とはいえ、保育園や幼稚園の先生はとても忙しいので、無理にノートにコメントを書いてもらうつもりはない。こちらの書くことに目を通してもらい、向こうから何かこちらに伝えたいこと、聞きたいことが出てきたときに書いてもらえたら、それで充分だと思っている。

以下は、今日の連絡ノートからの抜粋。

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昨日までは、登園後しばらく泣いたり泣きやんだりを繰り返しながら、だっこをして、ようやく落ち着いて遊び始めていたのですが、今日は部屋に来て、まったくだっこを求めず、自分で遊びを見つけ始めました。
”のんたん”のビデオを見つけ、「見る」というのでつけてあげたところ、落ち着いてみていました。
粘土も喜んでやっていました。

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今日はずっと行動も落ち着いていたようで、リタリンを飲ませずに帰宅させようかと思ったほどだったと言う。（朝と昼のリタリンの間を最低４時間あけたいのだ、という希望を、連絡ノートで伝えておいたので）
だが、１２時近くになって、勝手に靴をはいて園庭に飛び出していく等の行動が見られるようになったので、降園の少し前に飲ませたのだそうだ。
薬の飲ませ方も、ノートに書いておいたので、その通りにやってくれたようだ。
こちらの要求をきちんと受け止め、丁寧に対応してくれているので、本当にありがたいと思っている。

今日の連絡ノートの私のコメントには、だっこなしで園生活を始められたことを嬉しく思っていることと、保育園に行き始めてから、昇平が以前よりおじいちゃんたちになつくようになった様子を書いた。昨日の夕方、初めて、おじいちゃんに抱っこされたまま昼寝をしたのだ。
これまでの人間関係の外側に、新しく保育園という社会が出来て、おじーちゃんやおばーちゃんを今まで以上に「自分の家族」として認識するようになったのだろう。
早速の社会性の発達。本当に、保育園に感謝、だ。

[00/04/07(金) 05:47]