昇平てくてく日記
幼児〜小学校低学年編
昼寝
◎4月12日の記録
リタリン 1回目 8:00 2回目 13:00頃
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今朝は、保育園の制服を着せても泣き出さなかった。
それどころか、ごきげんで車に乗り込み、車中では鼻歌を歌い、園につくと張りきって玄関まで走っていく。
玄関では、昇平の大好きなまき子先生がお出迎えに立っていた。そこまで走っていって、抱っこしてもらって、ニコニコと甘えている。
「昇平ちゃん、おはよう」と先生に言われても、「おはよう」は返せなかったけれど、全身で嬉しくてたまらないと言う様子。「お母さんにバイバイ言おうね」と言われると、ちゃんと「バイバイ」と言う。
これはもう、私の出番じゃないな、と思い、先生にあとをお願いして車に戻った。
正直、こんなに早く昇平が保育園になじむとは思っていなかったので、なんだか拍子抜けしたような気分。
嬉しいけれど、ちょっぴり淋しいような気も・・・(^_^;)
でも、やっぱり嬉しいか。
今日はみんなといっしょに「むすんでひらいて」が出来ました、と連絡帳には書いてあった。
少しずつ、集団行動もできるようになってきたんだね、昇平。
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昇平はお昼寝をしない。
お昼寝の時間にも、昇平だけは起きていて、本を読んだり絵を描いたりして過ごしているらしい。
だが、昼寝時間の終わりの頃に布団の上でゴロゴロしたり、皆といっしょにうとうとしたり、ということはあるようなので、保母の方から、リタリンを昼寝のあとにしてみて良いでしょうか、と聞かれてきた。
リタリンは覚醒作用があるので、それが聞いている間は眠くならないことが多いのだ。
時間的にも問題はないので、試しにやってみることにした。
で、その結果、昇平は大泣きになってしまい、1時頃に薬を飲んだのだそうだ。
リタリンが切れたために興奮しやすくなったのかもしれないし(反動?)、何より、無理やり寝せられることに抵抗して、パニックを起こしたのだろうと思う。
何しろ、彼は2才になった頃から昼寝をしなくなってしまって、ずっと昼寝の習慣などなかったのだから。(^_^;)
ADHDの子どもには、睡眠時間の短い子がけっこういるらしい。脳の構造と、何か関係があるのかもしれない。
保母の方でも、あまり順調に慣れてきたので、少し先を焦りすぎたのかもしれません、と言って、また当分は昼食後にリタリンを飲ませて、昼寝は様子を見ることになった。
慣れてきている、とはいえ、なかなか一筋縄ではいかない昇平。
でも、園はきちんと昇平を受け止めてくれているし、昇平の方でも保育園が大好きなようだから、それだけでも、もう充分すぎるほどだ。
ホント、焦らず、無理せず。
それが結果としては、一番の早道になるような気がしている。
[00/04/13(木) 05:54]