昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

新しい一歩

◎4月14日の記録

 リタリン  1回目 8:00  2回目 13:00頃

   ☆★☆★☆

園生活にはだいぶ慣れてきたので、これからは少しずつ周りの子ども達といっしょに遊んだり、行動できる様にサポートしてあげたいと思います、と連絡帳に書かれてきた昇平。
具体的には、昇平の落ち着いているときに、保母が少し離れたところから見守るようにしてくれたらしい。
母がそばにいるときもそうなのだが、保母が近くにいると、「だっこ〜」「おんぶ〜」と、保母とばかり関係を持とうとして、他の子どもに目がいかなくなるからだ。
そんなふうでも、落ち着いて過ごせたらしい。
そして、なんとさっそく、他の子どもたちと関わりを持つことが出来たのだと言う!

3人くらいの友達とひとつの絵本を見て、いっしょに笑ったり、なにか質問に答えたり(!)していたと言うし、外遊びの時にも、引き車で遊んでいたら、女の子から「乗って」と声をかけられ、車に乗って引いてもらって喜んでいたのだそうだ。しかも、その後、今度は女の子が「今度は私も乗りたい」と言ったら、降りて、その子を乗せて、今度は昇平が車を引っ張ったのだと言う。
ほんの数分間のことだったらしいが、友達とかけひきして遊ぶことが出来たのだ。
また、おもちゃを友達にとられて悔しがったりもしたらしい。うんうん、これも大事な経験だわ。(^^)
外遊びが終わったとき、昇平は「部屋に入りたくない」と大泣きしたらしいが、友達と関わりが持てて、ことさら楽しかったからなんだろうな。

   ☆★☆★☆

そして、なんと、今日は昼寝まですることが出来たらしい!
寝なくても、昼寝の時間帯を静かに過ごせれば、と保母がそばについて、布団に入った昇平をトントンとたたいていたら、いつの間にか眠っていたそうで、これには、保母の方がびっくりしたのだという。(笑)
2才の頃から昼寝はしなくなった昇平なのに・・・外遊びをたっぷりして充分に体を動かしたためと、保育園にすっかり安心したからなのだろうな。
眠っていたのは30分くらいだが、その後も15分くらい布団の中でおとなしくしていて、あとは起きだして本など読んでいたらしい。う〜ん、昇平にしては上出来過ぎるぞ!(爆笑)

誰かが泣き出すと、昇平はパニックになって保母のところに駆けていき、安心させてもらって、また遊びに出かけていたらしいし、お集まりや給食の時には、保母がそばについて、根気強く声かけをしたり手を握ったりして、他の子が座っている間はいっしょに座っているように指導してくれたという。
本当にもう、ここまでしっかり対応してもらえて、こちらとしては涙が出るくらい嬉しい限り・・・。

保母の暖かいサポートを受けて、いろいろな意味で、新しい一歩をふみ出した一日だった。

[00/04/15(土) 05:50]

[表紙][2000年リスト][もどる][すすむ]