昇平てくてく日記
幼児〜小学校低学年編
風邪
◎4月15日の記録
リタリン 1回目 9:15 2回目 なし
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朝、とても機嫌良く登園し、園の玄関で大好きなまき子先生に出迎えられて、自分から母に「バイバーイ」と言って別れた昇平。本当に成長したなぁ、と嬉しい反面、ちょっぴり淋しい気もする。
と、旦那に話したら、「お兄ちゃんが保育園に行き始めた頃も、同じセリフを言っていたぞ」と言われてしまった。(^_^;)
う〜ん、母親って言うのは、いつだって、そんなものなのよ。(笑)
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ところが、11時半頃、突然まき子先生から電話がかかってきた。
「外遊びのあと、寒いって言うんで熱を測ってみたら38.3℃ありました」
あららら・・・
大急ぎで園まで迎えに行った。
昇平は青白い顔をして、お腹が痛い、と言うが、まだそんなに具合が悪そうではない様子。
実は今朝、昇平があまり落ち着いていたので、私はリタリンを飲ませるのを忘れてしまっていたのだ。9時過ぎに思い出し、昼用に持たせた薬を飲ませてもらうよう、園に電話で頼んだのだが、担任の先生達も、昇平が薬を飲んでいないことに気づいていなかった。それだけ昇平の行動が落ち着いて見えていたのだが、何のことはない、風邪気味で体がだるかっただけらしい。(苦笑)
その足で近くの行きつけの小児科に回り、最後の診察で診てもらうことができた。
そうしている間にも、昇平はだんだん辛そうになってくる。
先生が一目見るなり「気持ちの悪そうな顔をしていますね」とおっしゃる。「のどが真っ赤です」とも。
診断名は『感冒性胃腸炎』。要するに、お腹が痛くなったり気持ち悪くなったりして、下痢や嘔吐が起こる風邪のこと。薬を処方してもらい、月曜日にまた来るように言われた。
家に帰ると、昇平はますますぐったり。
急いで布団を敷き、とても寒がるので、電気毛布をかけて寝かしつけた。
薬を飲ませたが、気持ち悪そうで、吐いてしまうのではないかとヒヤヒヤした。
リタリンは平気で飲む昇平だが、風邪に処方される薬は大嫌いなのだ。(^_^;)
薬が効いて眠りだしたが、その間にも熱はどんどん上がり、一時は39.3℃。さすがに苦しそうで、寝ていてもしょっちゅう泣いて目を覚ました。
だが、夕方、パジャマに着替えたのをきっかけに、急に気分が良さそうな顔に変わり、食欲が出始めた。
薬が効いて、胃腸が動き出したらしい。熱も38℃台に下がっていた。
赤ちゃんせんべい、スポーツドリンク、食パン、麩の入ったみそ汁と、消化の良さそうなものをむさぼり食べ、薬を飲んで、また眠った。
夜にはもう、落ち着いて眠っていて、寝息も安定していたので、峠は越えたらしい。
明日は日曜日だし、一日おとなしくさせていれば、かなり良くなることだろう。
あまりひどくならずに済んで本当に良かった、と一安心。
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ところで、前回風邪をひいたとき、問題になった薬の飲みあわせ。
リタリンを出してもらっているM病院に確認したところ、通常の風邪薬ならリタリンと飲みあわせても心配はない、とのこと。ただし、中枢神経に働きかける睡眠誘導剤ならば、リタリンが効く場所と同じなので、いっしょに飲まない方がよいだろう、と言われていた。
小児科の先生に確認したところ、「眠くなるお薬」と言って出されていたのは、やはり、睡眠誘導剤だった。ウィンタミンとかいう薬で、昔から小児科で処方されているものらしい。(ただ、最近の医者はあまり使用していないかも・・・他の医者でこれを出された記憶はないから。それとも、他の薬に混ぜてあるのかな?)
実際、風邪の時には寝ているのが一番だし、昇平は例え具合が悪くても、そうそうおとなしく布団に入っていたりはしないので、ウィンタミンはありがたい存在。それに、具合が悪い間は、リタリンを飲まなくたって多動は起きない!(笑)
というわけで、ウィンタミンを使用している間は、リタリンは中止しておこう、と言う話になった。
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他の薬とリタリンをいっしょに飲むことになったときには、病院の先生や薬剤師に確認をとった方が安全だと思います。
[00/04/16(日) 07:25]