昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

出来るようになったこと

◎4月16日の記録

 リタリン  1回目 なし  2回目 13:00

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夜、ぐっすり眠った昇平は、朝6時半頃に起きだしてきた。
顔つきもよいし、食欲もある。熱も36.5℃まで下がっていた。
一日、うどんやマカロニ、麩など消化の良いものを食べ、家の中でおとなしくしていた。
午前中、睡眠誘導剤のウィンタミンもいっしょに飲ませたが、日曜日でお兄ちゃんがいたり、いとこが遊びに来たりしたので、嬉しくてとても寝るどころではなかったらしい。午後にはもう、ウィンタミンは飲ませず、代わりにまたリタリンを飲ませ始めた。
夜になって顔色もだいぶよくなったが、まだ完全な食事には戻っていないし、さすがにその頃には疲れた様子。月曜日は保育園を休ませて、火曜日から登園する方が良さそうだと思っている。

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旦那が早めに仕事を切り上げ、久しぶりに家族全員で夕食を食べた。
その後、部屋で旦那が持ち帰りの仕事をしていたら、昇平がやってきて「おとうさん、あーそーぼっ!」とはっきりした声で言った。
こんなふうに父を誘ったのは初めて。旦那は嬉しくて、仕事を半端にして昇平と隣の部屋へ行った。(笑)

最近の変化に、「よだれ」を流さなくなったこともある。
ずっと、まるで1才くらいの幼い子のように、口元によだれを流していたのだ。
こちらで「よだれが出てるよ」と言うと、あわてて拭くのだが、何かに気を取られているとよだれを出さないようにするのを忘れてしまう、という感じに見えていた。
それが、保育園に入ったとたん、ぴたりと出なくなってしまったのだ。
口元の筋肉にも、自然と意識を集中できるようになったのだろうか。成長した証だと思うが、不思議なことだ。

この他にも、保育園が始まってから、はさみで曲線が切れるようになったり、と変化は大きい。
保母に確かめたのだが、まだ園でははさみを使わせていないと言うので、自分で進歩して曲線が切れるようになったらしい。以前なら、まず母に「切って〜!」と言い、自分で切らせると曲線は直線断ちの連続になっていたのだが、いまはもうちゃんと紙を回しながら、なめらかな曲線を切っている。
これも不思議なことだ。

直接、保育園で学ぶわけではなくても、保育園で受けたたくさんの刺激が、急速に脳を発達させて、いろいろなことを出来るようにしているのだろうか?
改めて、集団生活の威力を感じているこの頃である。

[00/04/17(月) 05:48]

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