昇平てくてく日記
幼児〜小学校低学年編
発熱
◎5月1日の記録
リタリン 1回目 8:00 2回目 13:00
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夜中、昇平が何度も目を覚ますな、と思ったら、熱を出していた。38.0℃。
朝方になって、一時下がったものの、朝食後測ったら、また37.7℃まで上がっていたので、今日は保育園を休ませることにした。
熱が高いわりには機嫌は悪くない。食欲もまあまあ。ただ、さすがにだるそうで、ゴロゴロしながら本ばかり眺めている。風邪だろう、と思い、病院へ連れていくことにした。
ところが、行ってみると、いつもの小児科は臨時休診。ゴールデンウィークの最中だから、先生も何か用事だったのだろうか?
他に小児科を知らないので、しばし困り果ててしまったが、結局、お兄ちゃんの時にかかりつけだった、隣町の小児科まで行くことにした。
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そこは、患者の多い病院。今日はGWの谷間の月曜日と言うこともあって、ものすごい混み方だった。
受付をすると、しばらく待つようになりますよ、と言われたので、先に近くのスーパーで買い物を済ませることにした。いつもは店内をうろついたり、おもちゃ売場で駄々をこねたりする昇平も、さすがに今日は大人しくカートに乗っている。
買い物を済ませるのに30分。戻ってみたら、順番まであと10人ほどなのが分かったので、家に電話をする。昼食までには戻れそうにないので、おじーちゃんに、先にお昼を食べていてもらうよう連絡したのだ。ちなみに、そこの病院は、混んでいるときには順番ごとに名前を紙に書いて貼りだしている。呼ばれた人の名前はマーカーで消されていくので、自分の順番まであと何人か分かるのだ。
さらに待つこと30分。待合室では子どものビデオが常にかかっているし、昇平も熱でおとなしいので、待つのはさほど苦ではなかった。診察と吸入で10分程度。昔は2時間待って診察3分、なんて病院だったのだけど、少しは改善されたかな?(笑)
会計して、外の薬局で薬をもらって、それでまた30分。結局、合計1時間半ほどかかってしまった。
いつものかかりつけは、受付をしてから薬をもらうまで15分とかからないところ。
腕が悪いわけではないのだが、先生は高齢の女医さんだし、病院も古いので、どうしてもお母さんたちは綺麗な新しい病院の方へ行きたくなるらしい。その先生は薬もあまり出さない主義なので、そういうことも関係あるかもしれない。
そこにすっかりなじんでしまったものだから、この長時間かかる病院にはなんだかとても疲れてしまった。
昇平の方も、疲れた様子。
彼は特に、大勢が苦手だし、具合がさほど悪くなければ、長時間待つと言うことも苦手なので、やはり、こういう病院には辛いものがある。
5年ぶりくらいに行ったのに、先生や古株の看護婦さんが、私とお兄ちゃんのことを覚えていて、びっくりしたけれど、そして、なんだか嬉しかったけれど、でも、やっぱりここを昇平のかかりつけにすることは出来ないな、と改めて思ってしまった。
ただ、薬を出してもらうときに、ADHDでリタリンを飲んでいる話をしたら、一発で理解してもらえたのはさすがに今どきの小児科医だった。今日出してもらった薬には、特に飲み合わせに注意するようなものは使われていなかったらしい。
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夕方から熱が上がり始め、一時39.0℃まで行く。
そのわりに元気なのは、扁桃腺からくる熱のせい。大人だったら、ふらふらになるところなのに、子どもはすごい。
夜寝るときにだけ、解熱剤を飲ませた。睡眠を充分にとれるように。
日中は出来るだけ解熱剤は飲ませたくないのだ。あまり薬に頼りたくない気持ちもあるが、なにより、熱を下げてしまうと、おとなしくしなくなるのが困るので。子どもは、熱さえなければ、外で遊びたがる。お兄ちゃんの時に、何度もそれで失敗したので、今はもう、熱がでてもむやみにそれを下げたりしないことにしているのだ。
[00/05/02(火) 08:57]