昇平てくてく日記
幼児〜小学校低学年編
母の友人宅へ
◎5月7日の記録
リタリン 1回目 9:00 2回目 13:30
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午後から、私の友人の家へ遊びに行った。
お兄ちゃんは留守番をしていたが、昇平は私と一緒。
その家には子どもがいないのだが、友人の姪っ子のおもちゃが常備してあるので、昇平はそれで遊んでいた。
以前、この家に来たときに遊んだおもちゃのコンパクトを覚えていて、それはどこかと一生懸命聞いていた。友人も私も、そんなおもちゃの存在は意識になかったので、昇平の記憶力にはちょっとびっくりしてしまった。
相変わらず、他人の家の中を勝手に歩き回ったり、押入から自分でおもちゃを引っぱり出したり、と、場面にふさわしい行動をとることがなかなか出来ずにいる昇平だが、それでも、以前その家に来たときよりはおとなしくなったような気がする。私のそばで遊んでいる時間が長くなっていた。
絵の具の入ったパレットと筆のお絵かきセットを見つけたときには、それを使いたくて大騒ぎをしたが、「それはお姉ちゃんのだからダメ、あとで○○○○(おもちゃ屋)で買ってあげるからね」と言ったら、なんとか聞き入れて、帰りにおもちゃ屋へ回ることで納得した。時々、待ちきれなくて自分で家の外に出ていってしまったり、ということもあったが、約3時間、そうやって母の用事が済むまで待っていられたのだから、かなりの進歩だ。
友人の家を出たときには、もう4時半で、帰宅時間が気になったが、約束は約束なので、帰り道におもちゃ屋に回った。友人宅で見たのと同じお絵かきセットが売っていて、昇平は最高にごきげん。帰宅すると、さっそく広げて、セットに入っていた画用紙の束を、あっという間に使い切ってしまった。(笑)
臨時出費はちょっぴり痛かったけど、こういう経験の積み重ねが、我慢する心を養っていくのかもしれないな、と思った。
今回は、帰り道に買う約束だったが、これが明日になり、今度の日曜日になり、誕生日やクリスマスの時まで待てるようになっていけば良い、と思っている。
[00/05/08(月) 09:20]