昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

乳幼児精神発達質問紙

◎5月25日の記録

 リタリン  1回目 8:00  2回目 12:00頃

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来月の上旬に、半年に一度の発達観察相談会に行くので、そのための質問票に記入をした。
津守・磯部式の乳幼児精神発達質問紙(3〜7才用)で、「運動」「探索」「社会」「生活習慣」「言語」の大きく5つに別れた項目の質問に、出来る、出来ないの基準で答えていって、その子どもの発達輪郭表を作成する、というもの。
本当は、町の保健婦さんが来て質問票を作成していってくれるのだが、今年は例の介護保険制度スタートで、保健婦さんも目の回るような忙しさ。知り合いの保健婦という気安さもあって、今回は私に直接記入を頼んできたのだった。すでにこれも4回目で、私がすっかり慣れていた、ということもある。

さて、自分自身で質問を見ながら答えてみて・・・・・・

いやぁ、面白かったですね。(笑)
質問の意図もよく分かるし、昇平の大まかな発達輪郭表も作れるし。
詳しい話は、もちろん、発達観察相談会で専門家から聞くわけだけれど、普段の行動と合わせると、現在の発達の状態像が見えてきて、とても参考になりました。

昇平はブランコ系が得意ではないなど、「運動」ではちょっとポイントが低くなるものの、「探索」はまずまずの発達状態。「生活習慣」は大分発達してきているが、ところどころに、ぼこんと大きな穴があいている感じ。例えば、排泄が出来ないとか、箸を使って1人で食べることが出来ない、とか。「言語」は会話・伝達系、特に子どもが相手のコミュニケーションだと出来なくなってしまうが、文字言語のレベルは非常に高い。かなり上の方(つまり、普通はもっと年齢が大きくなったときにクリアする項目)まで○がついてしまった。数字が書ける、ひらがなが読める、自分の名前がだいたい書ける、などなど。
ところが、これだけの発達状態なのに、「社会」の項目になると、いきなり×ばかりになる。(^_^;)
ようやく、ところどころに○が少しつき、時々出来る、の意味の△がちらほらと混じる程度。
極端な発達のアンバランスと言える。

この発達のアンバランスさが、ADHDの特長なのだ、と前回Y先生にいわれた。(もともと、Y先生にはこの発達観察相談会でお世話になっていたのだ)
普通の発達遅滞ならば、発達状態が全体的に下の方にあるのだが、ADHD(及び、自閉症)の子どもの場合、発達の良い部分と遅れている部分の、山と谷の差がとても激しくて、ギザギザの発達輪郭を描くのだそうだ。
このラインの遅れている部分を上に引き上げていくことが必要なのです、とも。

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それでも、今回質問票に記入していて、「社会」の項目に新しく△が増えてきたことに気がついた。
お友だちが泣いているときになぐさめようとした、とか、お金を渡してレジの場所を教え、「これ下さいって言うんだよ」と教えると、自分で買い物が出来るようになってきた、とか。

今日も、保育園で、新しい三輪車を取り合ってケンカになっていた2人のお友だちに、「どうぞ」と言って、自分の使っていた三輪車を貸してあげたのだという。
それでケンカは収まったのだが、本当は昇平も新しい三輪車が使いたかったらしく、ずっとその後古い三輪車に乗って遊んでいたのだそうだ。
「優しい平和主義者の昇平くんです。」と連絡帳に書いてあった。

この話に、旦那もお兄ちゃんも、もちろん私も、とてもびっくり。
昇平の社会性は、保育園に入ってから、確かに発達してきているのだ。

[00/05/26(金) 07:24]

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