昇平てくてく日記
幼児〜小学校低学年編
不在の理解
◎5月30日の記録
リタリン 1回目 8:00 2回目 12:00頃
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お兄ちゃんが宿泊学習で不在な日が続いているが、昇平は一度も「お兄ちゃんは?」と聞かない。
夕御飯の時にも、おじーちゃん・あばーちゃんは呼んでも、「おにいちゃん、ごはんだよ〜」とは2階に呼びかけない。いつもなら、ちゃんとお兄ちゃんも呼ぶのに。
そんなこんなで、逆に、昇平がお兄ちゃんの留守をきちんと理解しているのだ、と知ることが出来る。
お兄ちゃんが出発していくとき、寝ていた昇平を起こして、お見送りをさせた。
「お兄ちゃんはこれから3日間、お泊まりの遠足に行くんだよ」と教えながら、
昇平は、運動着スタイルで大きなバッグを抱えて出発していった兄を見送っている。
彼の中で、兄が泊まりがけの旅行に出たこと、まだ帰ってきていないのだから、今は家にいないのだ、ということが、きちんと昇平の頭の中に入っているのだ。
そういえば、母が子供会の役員会などでよる不在になるときにも、ちゃんと教えて出かけていくと、「お母さんは」などと言うこともなく、おとなしく留守番しているらしい。
家族が留守になる場合の状況が、きちんと理解できるようになってきた、ということだ。
これは、立派な成長のひとつだと思う。
・・・でも、一度も兄を呼ばなかったと知ったら、お兄ちゃんはがっかりしちゃうかしら? (^_^;)
お兄ちゃんは、水曜日の夕方に帰ってくる。
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保育園でミニひまわりの種まきを喜んでしてきたらしい。
種まき遊びが大好きで、台所から出たカボチャの種や、果ては小石なんかを砂場で植木鉢に植えていた昇平のことだから、さぞかし大喜びで種まきをしたのだろう。
カボチャや小石は芽を出すことがなかったが、今度の種はちゃんと芽を出して、やがて花も咲かせるわけだ。
きっと、楽しみに成長を見守るんだろうなぁ。(^^)
[00/05/31(水) 05:51]