昇平てくてく日記
幼児〜小学校低学年編
歯医者で
◎6月1日の記録
リタリン 1回目 8:00 2回目 12:00頃
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お兄ちゃんが大分元気になったので、昇平も一緒に元気になった。(^_^;)
今日は夕方から歯医者へ。
お兄ちゃんが学校の集団検診で「虫歯あり」と言われてきたので、治療に行ったのだ。
夕方は、学校帰りの子どもたちで混雑している。4時半に予約を入れておいたのだが、呼ばれたのは5時半のことだった。
お兄ちゃんが治療室に入って間もなく「おうちの方どうぞ」と呼ばれた。
先生がお兄ちゃんの口の中をのぞきながら「虫歯はないですね」。
やっぱり。(笑)
私が口の中をのぞいても、虫歯らしいものが全然見あたらなかったので、誤診じゃないのかと疑っていたのだ。(^_^;)
ただ、よく目に見えない部分で虫歯が進行している可能性があるので、念のために歯医者に診てもらいに行ったのだった。
とはいえ、虫歯はなかったものの、歯の磨き方に問題があって、染め出しをしたら歯が真っ赤っか。(苦笑)30分間、みっちりと歯磨きの指導を受けたお兄ちゃんだった。
そんなわけで、歯医者の待合室で待たされること1時間半。終わったのは夕方6時のことだった。
その間、昇平は新しく買ったばかりの幼児雑誌を眺め、待合室のおもちゃで遊び、絵本を読み、それにも飽きると、幼児雑誌の付録を切り取って遊んでいた。
治療室を覗こうとしたのは1回だけ。ひどく騒ぐこともなかったし、早く帰ろう、と駄々をこねることもなかった。いつものように床に寝転がって本を眺めるとかおもちゃで遊ぶ、とか言うこともなく、ちゃんと座った格好かテーブルに向かった格好で過ごしていた。
これは、昇平にしては、画期的な進歩!
実は半年前、母が同じ歯医者に治療に通っていたのだが、その頃は待合室中におもちゃを広げ、水道に何度も水を飲みに行き、あちこちうろつき回り、床に転がり、まず、おとなしくしてなんてはいられなかったのだ。
1時間半、というのは、4歳の子どもにはかなり長い待ち時間だったのだが、それをあれだけおとなしく待っていられたのだから、やはり、保育園の成果はすごい、と思った。
毎日、昼寝の時に、他のお友だちが寝てしまうまで静かに待つ練習をしているのだ。(昇平は2歳の頃から昼寝をしなくなっている。)もちろん、園では「昼寝の時に」静かに待つ練習をしているわけだが、それが、歯医者の待合室でも発揮された、というわけ。
集団保育の力は大きい。
ところで、歯磨き指導も終わって、お兄ちゃんが治療室から出てくると、昇平が兄の顔をのぞき込みながら「お兄ちゃん、なおった? わらってる?」と尋ねた。
虫歯がなくてほっとしていたお兄ちゃんが、「笑ってるよ」とにっこりして見せたら、一緒に嬉しそうに笑った昇平だった。(*^_^*)
[00/06/02(金) 08:59]