昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

手遊び歌

◎6月7日の記録

 リタリン  1回目 8:00  2回目 12:00頃

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最近、昇平は「手遊び」が好きだ。
保育園で習ってくるのだろう。「げんこつやまのたぬきさん」だの「とんとんとんアンパンマン」だの、歌いながら手を動かしている。
先日、発達観察会で手放さなくなって困った本というのも、「てあそび・ゆびあそび」という手遊びの仕方を絵入りで紹介した本だった。家に借りてきたので、毎日眺めては、興味のある手遊びをやろうとしている・・・というか、母にやってみてもらおうとしている。

今夜は、「おせんべ やけたかな」をやった。
全員が輪になり、手のひらを上にして出して、それがおせんべい。
「お・せ・ん・べ・や・け・た・か・な」と鬼がひとつずつ手に触れていって、「な」に当たった人の手(おせんべい)は焼けたことになるので、裏返して手の甲を上に向ける。
再び、「お・せ・ん・べ・や・け・た・か・な」とやっていって、また「な」に当たったおせんべいが焼ける。
おせんべいが裏も表も焼けたら、それは出来上がりなので、輪の中から外す。
一番最後まで焼け残ってしまったおせんべいの手が、次の鬼になる、という手遊びゲーム。
そういえば、子どもの頃にやったよなぁ、なんて思いながら、昇平とお兄ちゃんと一緒に楽しんだ。子どもたちにも、手がおせんべいというイメージはピンときたらしく、とても楽しそうだった。

この他にも、「ずいずいずっころばし」「ちゃちゃつぼちゃつぼ」「ちゃつみ」なんて古典的手遊びから、はやし歌のようなものまで載っている。
はやし歌は、相手を指さしながら、歌に合わせて手を動かすものだが、その歌というのが、
「♪あんたーちょっとーみかけによらない、にっぽん、いちの、くるくる○ー。←禁止用語。(^_^;)」
それを見たとたん、ああ、これも子どもの頃やった! と鮮やかに思いだした私。
悪口ではあるけれど、どこか、遊び半分のところがある、悪意のないはやし歌だった。
手遊び歌というのは、子供時代と深く結びついて、その時代を豊かにしているものだったのだな、なんて感じている。

手遊びを始めると、昇平はもちろん、お兄ちゃんまで楽しそうに混ざってくる。
こんなふうに夜、親子3人で布団の上で手遊びしたことが、大人になったときに大事な思い出になるのかもしれないな・・・・・・。(^^)

[00/06/08(木) 05:50]

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