昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

社会性の発達

◎6月18日の記録

 リタリン  1回目 10:00  2回目 14:30

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兄の小学校の学習発表会があったので、朝、バタバタしてしまって、薬を飲ませるのを忘れてしまった。
兄の出番がすむとすぐに家に戻って薬を飲ませた。
リタリンが切れていたせいか、会場の体育館での態度はいまいち。私といっしょに座っているよりも、床にゴロゴロ寝転がって、「早く家にかえろう〜」と言っていることが多かった。
でも、それでも、勝手に体育館内を歩き回ってどこかに行ってしまったり、置いてあった資材やボールなどに触ったり、と言うことはなかったのだから、やはり、進歩だな。

薬を飲んだ後は、行動が落ち着いていた。
とはいえ、家にいるとどうしても退屈するので、部屋の中はとても散らかる。
それでも、多動の散らかり方と、退屈の散らかり方は、どこかがが違うような気がする。

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今日も社会性の発達を感じた日だった。
おばあーちゃんにボールを投げてもらって、ちゃんとそれを受け止めていたのだ。
嬉しそうな、得意そうな顔で私の目の前でもやって見せてくれた。それも、何度も。
昔、ボール遊びと言えば、投げてもらったボールを追いかけて拾い、一度こちらに投げ返したらそれで終わり・・・だったこと思い出して、感慨に耽ってしまった。

夕方、退屈したお兄ちゃんが、庭先で昇平の三輪車を乗り回していた。
何しろ5年生。派手に乗り回していた。
それを見ていた昇平が「おかあさ〜ん、みてみて! ほら、おにいちゃん(が、すごいんだよ)!」
そして、自分も三輪車に乗ると、言われるままにペダルに足を置き、兄に押してもらって喜んでいた。(昇平はまだ三輪車を自分でこげない)
ここでも「おかあさ〜ん、みてみて〜!」が出ていた。(笑)

母とパズルで遊びたがったり、兄やおばーちゃんと遊びたがったりすることが多い一日だった。
これはやはり、社会性が発達してきている、と言うことなのだろうな。
これからまた、一週間が楽しみになってきた。

[00/06/19(月) 05:54]

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