昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

旦那を叱る

◎7月5日の記録

 リタリン  1回目 8:30  2回目 12:00頃

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「旦那を叱る」・・・なんてタイトルでしょうね。(^_^;)
でも、事実その通りなのです。

旦那は今日、仕事で青森まで出張でした。本来なら、水曜日は週に一度の公休日なのですが、休日返上の出張で、しかも、その代休は取れそうもない状況です。
本人も大分疲れているので、健康面が心配なのですが、車内で寝ていけるから、と言うので、まあそれならば、という感じで送り出しました。青森まで、新幹線と在来線を乗り継いで片道4時間、現地滞在2時間という出張だったようです。

帰りは7時頃に福島駅に着くので、帰宅は8時前後だろうという話。
いつもより早く、子どもたちの起きている時間帯に帰ってこられそうなので、お兄ちゃんにそれを教えておきました。最近の旦那の帰宅は夜の10時半すぎ。今日は久しぶりにお父さんと遊べる! とお兄ちゃんはうきうきしながら、早めに勉強などすませていました。
そこへ、JRのポイント故障のため、電車の到着時間が1時間くらい遅れそうだという旦那の電話。
・・・お兄ちゃんは本当にがっかりして、しばらくさめざめと泣いていました。
結局、旦那が帰宅したのは9時ちょうど。
そして、旦那が夕食を食べ終わったのが9時半。子どもたちが寝る際に「おやすみ」を言うのがやっとでした。

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今回の件は、不可抗力です。
JRのポイント故障なんて、旦那にどうにか出来るわけがない。
旦那の帰宅が遅いのも、職場の夜間アルバイトが辞めてしまって、代わりの人員が入ってこないために、旦那が代わりにやらざるを得なくなっているから。それも、どうしようもないことは分かっています。
でも、普段は我慢していても、お兄ちゃんは、やっぱり父親ともっと触れあいたいと思っているのです。

お兄ちゃんが父親と会えるのは、朝6時半にお兄ちゃんが起きて、朝食を一緒に食べ(でも、たいていは少し時間がずれる。お兄ちゃんの方が食べ終わった頃に、旦那が朝食におりてくることも。)、旦那が7時に出勤して行くまでの、たった30分くらい。
昇平に至っては、朝、顔を会わせることさえありません。
そして、夜、旦那が帰宅するのは、子どもたちがすっかり眠ってしまってから・・・。
しかも、週に一度きりの休日も、しょっちゅう潰れてしまって、10日も半月も連続出勤なんてこそさえ、珍しくない。
こんな状況が、本人にも子どもたちにも良いはずはないのです。

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今日、旦那が9時に帰宅したとき、お兄ちゃんはただ、「お帰りなさい」と言っていました。文句ひとつ、言いませんでした。
昇平は、旦那が「ただいま、昇平くん」と言っても、返事もせず、旦那に語りかけられたことにも無反応でした。ただ、自分のペースで行動して、さっさと2階の部屋に上がっていってしまいました。
この光景に、危機感を感じた私です。

本人が望んで毎日遅くなっているわけじゃないことは、よく分かっています。
私自身、旦那と同じような職場で働いた経験があるので、仕事の内容、その責任、やむを得ない状況というのは、かなり理解しているつもりです。
でも・・・でも!

子どもたちには「後でね」とは言えないような気がするのです。
「後でね」「そのうち暇になるから、その時に遊ぼうね」・・・。
でも、「後で」「そのうち」が来たときには、子どもたちの方でもう父親を必要としていなかった、なんて状況になっているのではないか、という気がして。

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お兄ちゃんが父親と遊べなくなって泣いていたこと、そして、昇平が父親を忘れかけていることを、旦那にストレートに伝えました。
特に、昇平が父親に無反応になっている、という指摘は、当人にもかなり応えたようです。
それでも、帰りが遅いのは自分のせいではないのに・・・と気分を害していたようですが。(苦笑)

そう、状況は分かっています。
分かっていて、あえて、私は言っているのです。
その上で、旦那がどういう行動をとるか、それは、旦那自身が決めることです。
でも、その結果は、すべて、彼と子どもたちの上に還っていくんだからね、と・・・。
きつい言い方なのですが、私は、旦那に宣言しました。
他でもない、旦那自身の問題だから。

たぶん、私が旦那をこんなふうに怒ったのは、結婚以来初めてのことだと思います。
でも、後悔はしていませんけど。(^_^;)

本当にねぇ・・・早く日本がこの不況から抜け出して、もう少し経済に明るい見通しが立ってくるといいんですけれどねぇ・・・・・・。
第2次森政権も誕生したようですが、この日本の現状、本当に何とかなっていくのでしょうか。(ため息)

[00/07/06(木) 00:10]

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