昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

嬉しいこと二つ

◎7月11日の記録

 リタリン  1回目 8:30  2回目 12:00頃

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昇平がついに、給食を全部食べてきた!
リタリンの副作用で食欲が出ないのだろう、と思いながらも、食べられるものから少しずつ、と給食指導を続けてくれていた先生たち。
今日は、カレー。初めはご飯しか食べたがらなかったのだけれど、カレーは昇平の好物のはず、と他の子と同じように、カレーの皿にお弁当箱のご飯を入れ、「抱っこして食べようね」と誘ってくれたらしい。抱っこ嬉しさに戻ってきたものの、頑として口を開こうとしないので、「じゃ、1人で食べてね」と言うと、「食べる、食べる〜!」と言って、ついに食べ始めたという。
カレーの中のジャガイモやニンジンも、少し小さくしてもらうとちゃんと食べられて、とうとうカレーを全部食べられたのだそうだ。家庭ではニンジンだけは食べられなくて残すのだから、その点でも一大進歩。

お迎えの時、送りに来たみお先生からその話を教えられたので、昇平とおでこを合わせて、「カレー、全部食べられたの。偉かったね〜」と誉めると、昇平はすごく嬉しそうな、満足そうな顔をした。
自分でも、「ついにやった!」という達成感があったのだろうな。(^^)

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お迎えの時に、もう一つ、特記したい出来事があった。
ちょうどその時、一緒にお迎えだったJくんが、先に車へ歩き出した私たちを追いかけてきて、「昇平ちゃん、ばいば〜い」と手を振ってくれたのだ。「ほら、バイバイしてくれているよ」と昇平に教えると、とたんに振り向いて、「ばいば〜い」と手を振り返す昇平。
Jくん、ちょっと驚いたように目を丸くして、嬉しそうな表情をしていた。きっと、そんなふうに手を振り返してもらえるとは思わなかったのだろうな。
その後、車に乗ってからも窓越しに手を振ってくれていたので、「昇平、Jくんがまたバイバイしてくれているよ」と教えると、とたんに「どこどこ?」ときょろきょろ。窓の貼ってあった日除けを外すと、隣の車と手を振るJくんが見えるようになって、また、一生懸命に手を振り返していた。
その後、昇平は「た・ち・ば・な・Jくんだよ」と名字つきで名前まで一緒に教えてくれた。
こんなふうに友達をしっかり認識して、それに反応したのは、もしかして初めてかもしれない。
とてもとても嬉しかった。

と言うわけで、今日は嬉しいことが二つもあった一日だった。(*^_^*)


※Jくんの名字は仮名にしてあります。あしからず。m(_ _)m

[00/07/12(水) 06:06]

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