昇平てくてく日記
幼児〜小学校低学年編
発熱顛末記
◎7月19日の記録
リタリン 1回目 なし 2回目 13:30
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17日の夕方から熱を出した昇平。
18日は、朝37.2℃まで下がっていたし、私が仕事の日だったので、試しに保育園に出してみたが、30分としないうちに「熱が38.5℃あります」と電話がかかってきてしまった。職場(公文教室)からまた保育園にとって返し、病院に回ってから帰宅。熱が高いわりには元気で機嫌がよいのは、扁桃腺の熱の証拠。食欲もある。「食欲さえあれば、あまり心配はいりませんよ」と女医先生。
午後になってさすがに熱が高くなってきて、一時は39.2℃。ふうふういいながら布団で寝ていた。
昇平が生まれてから、私は熱がでてもあまり解熱剤を使わなくなっている。
お兄ちゃんの頃かかりつけだったかかりつけが、とにかく薬をたくさん処方する先生で、そのやりかたになんだか疑問を感じたので。
今では、基本的に解熱剤は夜だけしか使わない。よく眠って、体力をつけられるように。そして、家族の方もよく眠れるように。(笑)
日中は、よほど苦しそうだったり、高熱になりすぎるようなとき以外は、解熱剤は使わずに様子を見ている。熱は、体内の菌の繁殖を抑えるための活動だから、むやみに下げると菌を逆に増やすことになる、というし(実際、お兄ちゃんの頃にはこれが起こっていたような気がする。薬で熱を下げていると、かえって病気が長引くのだ。)思い切り熱を出して汗をかくと、熱の引きも早いような気がするのだ。ただし、水分の補給を忘れないことと、容態の変化にはとにかく注意するようにしているけれど。
実際、夕方4時頃、びっしょり汗をかいた下着や服を交換して、水を飲ませたら、間もなく元気が出てきて、機嫌の良い顔で台所におりてきた。熱を測ったら36.8℃まで下がっていた。
熱さえ下がれば、食欲も出る。しっかり食べて、でも、その後また少し熱が戻ったので、また布団に入って、今度は解熱剤も飲んで寝たのだった。
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翌19日。
熱はほぼ落ち着く。
ただ、顔色があまり良くないし、体もだるそう。時たま「お腹痛い」というと思ったら、やはり、柔らかいウンチ。
今日も病院へ行ったが、「便と一緒に菌を出そうとしているんですよ。下痢便が出ればお腹が痛いのも治りますからね」と整腸剤だけ処方してくれた。下痢止めはめったなことでは出さない先生。これだから、あまり患者が付かないのかもしれないけれど(^_^;)、でも、人間のもつ治癒力を信じている、とても良い先生だと私は思う。
自分の病院では手に負えない重症の患者には、すぐに大きな病院を紹介してくれるし。
終業式なので、昼前にお兄ちゃんが帰ってくる。
お兄ちゃんの顔を見て、昇平も元気が出てくる。
一緒にゲームをしたり、おやつを食べたり。(食欲だけはあるのだな〜)
お兄ちゃんの方でも、けっこう昇平の体調には気を配ってくれていて、たまに熱も測ってくれたりしている。「昇平の熱、36.7℃だよ〜」なんて報告してくれるので、助かる。(^^)
状態が良かったので、午後からリタリンも再開した。
行動も落ち着いて、静かに過ごせたが、夜になってお風呂場で汗を流してやろうとしたら、いやにチャカチャカしていて、やりづらい。
おや? と思ったら、丸一日リタリンを飲ませなかったせいで、薬の切れたときにリバウンドが出ていたのだった。(苦笑)
投薬にブランクが出来た後にリタリンを飲ませると、それが切れたときに一時的に多動がひどくなるのは、昇平の特長のようだ。
とは言え、リバウンド自体もそうひどくはならず、夜も、解熱剤などなしで落ち着いて寝ていたのだった。
明日一日、家でおとなしく過ごせば、あとはもう心配ないだろう。
やれやれ、一安心。
・・・・・・と思ったら、私まで子どもたちと寝てしまっていた。(笑)
まぁ、いいか。
[00/07/20(木) 06:01]