昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

問題行動

◎8月8日の記録 

 リタリン  1回目 8:15   2回目 12:00頃
 
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今日は、保育園からの連絡ノートにこんなことを書かれてきた。

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最近、泣いている子がいても耳を押さえることが少なくなりました。
けれども、代わりに、その子を叩いたり、パンチしたり、首を絞めたりすることが多くなってしまいました。
まぁ、どれも力は入っておらず、軽く、なのですが、注意すると「昇平は強い!」とか「やっつける!」とか言うこともあります。
「ごめんなさいは?」と言うと、素直に「ごめんなさい」と言うので、「そういうことをすると(お友だちが)痛いんだから、やらないんだよ」と言い聞かせると、「わかった」と答えます。
こういうこともひとつの成長と捉えて、本人には”そういうこと(友達に乱暴をすること)は、いけないこと”というのを学んでいって欲しいと思います。

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昇平は泣いている子が大の苦手で、これまでは、そういう場面に出くわすと、耳をふさいだり、自分が泣き出して母や先生にしがみつくことが多かった。
それが、確かに、最近、軽減してきてはいたのだ。
スーパーに買い物に行っても、わりと近くから子どもの泣き声が上がっても、あまり気にしないで平気な顔をしていられるようになったり・・・常にではないけれど・・・

でも、一方で、兄などが泣いていたりすると、泣きやませたいばかりに、叩く、首を絞める、などの行動をとるようにもなってきていたのだ。
ほんとうに、力としてはごく軽いのだが、(真似しているようなもの)、けれども、泣いている人にそんな行動をとる、というのは絶対に許されないことなので、その度に注意してきた。
だいたい、家庭で出ている行動は、保育園でも出てきているのだ・・・・・・。

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以前の昇平の方が「優しい良い子」で、今の昇平が「乱暴者」になった、とは、私も思っていない。
今までは、昇平自身が泣いている子にどう対処して良いかわからなくて、ただ耳をふさいで拒否することだけしか出来ずにいたのだ。
それが、少しずつお友だちと関わったり、働きかけたりすることを覚えてきて、「友だちを泣きやませたい」という積極的な想いが生まれてきて、適切でない行動に出てしまったのが、『叩く』『パンチする』『首を絞める』という行為なのだ。
だから、確かにこれは、以前より一段階成長した証なのだと言える。

でも、だからといって、そんな行為を許して良いわけではない。
どうしてそんなことをし始めたのか、理解はするが、”やっちゃいけないことはいけない”のだと、本人にしっかり学ばせていかなくちゃならない。
・・・ということを、担任の先生は言っているのだ。

昇平に、お友だちと関わる気持ちが伸びてきたのは、とても嬉しい。
でも、それはそれで、また新たな問題も生んでいくのだろう。
ふ〜む・・・・・・子育ては、ほんとうに課題が多くて、先が長い! (^_^;)

[00/08/09(水) 06:02]

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