昇平てくてく日記
幼児〜小学校低学年編
おもちゃの洪水対策
◎8月11日の記録
リタリン 1回目 7:30 2回目 12:00頃
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最近、昇平はまたお片づけが出来なくなってきた。
やり方を忘れた、というわけではない。
やらなくちゃならないのは分かっているけれど、面倒でやりたくない、という感じになっているのだ。
以前は、「片づけようね」と本人に分かるように言いさえすれば、すぐに素直に取りかかったものだけれど。
実は、やがてこんな風になるだろう、と予想はしていた。
昇平の中で自我が少しずつ成長してきて、「例えお母さんに言われたことでも、やりたくないことはやらない」というように、気持ちが成長してきたのだろう。
実際、お兄ちゃんだって、なんでも言うことを聞く素直で幼い時期のあとには、いろいろ屁理屈をつけながら、面倒がって言われたことをしなくなる、反抗期がやってきていた。5年生になったあたりから、またひとつ大人になって、面倒でも、やらなくちゃならないことはやる、という感じに変わってきているが。
だから、「言うことを聞かない」というこの時期も、大事な成長の一過程なのだと思っている。
(ちなみに、保育園ではまあまあ、片づけができるらしい。まわりの子どもたちがやっていると、自分もやらなくちゃならないのだと、分かるようになってきたらしい。)
で、片づけを強制する変わりに、またおもちゃの整理を始めた。
現在、よく遊んでいるものを残して、一段と数を絞り込み、しまい場所にゆとりを作った。
改めて観察してみると、おもちゃにも、使い方に変化が出てきていたのだ。
散らかってどうしようもないものの大半は、実は、あまり遊んでいないもの。
ほんとうに遊びたいおもちゃを出すために、一緒に入っている同種のおもちゃを床にぶちまけて、その中から目的のものを選び出しているので、部屋の中が散らかってくるのだ。
目的のものを探して引き出しをあけると、つい目について出してしまうおもちゃもある。
出して眺めたら、それで満足してしまうものなので、これまた、遊ばないわりには散らかる原因になる。
ので、これも種類を減らして、残りはしまっておこうと思っている。
もう一つの散らかる元凶は、本・・・。
・・・・・・でも、これだけは、まだ減らす勇気が出ない。(^_^;)
最近、私のコミックスを出すようになっていたので(カバーのイラストを見るのが面白かったらしい。)、それはもう押入に避難させてしまったのだけれど、子どもたちが読む本に関しては、やっぱりなかなか減らす気になれない。今まで読まなかった本でも、ある時、ふと手にとって、急に気に入って読み出す、と言うことが起こるものだから。
シールを貼って分類を、とも考えたことがあったが、結局、言われても片づけなくなっているのだから、シールを貼っても無駄だろうと思う。
本に関しては、もう少し、観察してから対策を考えなくちゃ。
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なぜ、こんなに「片づけ」や「整理」にこだわるかというと、最近の部屋の散らかりようが本当にすごくなってしまったから。
幼児雑誌を買うようになってから、その付録まで増えて、アッという間に部屋の中を台風が通過していったような大混乱状態になってしまい、毎晩1時間近くかかって部屋を片づけてから布団を敷く、という状況だったのだ。(苦笑)
昇平は言われても片づけないし、お兄ちゃんに言うと「え〜、ぼくは散らかしてないのに」と言うし。
もちろん、大変なときにはお兄ちゃんに手伝ってもらうが、毎回そうなっては、やっぱり昇平のしつけによくない気がするし。(お兄ちゃんがやってくれるから、自分はやらなくていいんだ、なんて思われてもねぇ)
と言うわけで、少しでも本人に片づけやすいように、そして、そもそも散らかりにくい部屋にするように、おもちゃの絞り込みをしているわけなのだ。
・・・こんなことに真剣に取り組んでいるなんて、なんだか滑稽かなぁ。(^_^;)
でも、現実問題、おもちゃが洪水状態になるのって、わりと切実だったりするのだけれど。
これって、うちだけなのかしら?(苦笑)
[00/08/12(土) 06:04]