昇平てくてく日記
幼児〜小学校低学年編
お絵かき
◎8月20日の記録
リタリン 1回目 9:00 2回目 15:15(1/2量)
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またうっかり午後の薬を飲ませ忘れてしまった。
3時過ぎに気がついたので、半量だけ飲ませたが、それでまた夕方まで落ち着いて過ごせていた。
以前から比べると、ほんとうに落ち着きが出てきたと思う。
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夜、自分で書いたカービィの絵を持っていた。
ちゃんとコマ割りして、1,2,3,4と番号が振ってあり、その数字に合わせた数のカービィが描かれている。
4だけはカービィひとりと家の絵しか描いてなかったので、「カービィ足りないんじゃない?」と聞いたら、「こっちに吸い込まれてるの」と家を指さした。どうやら、家の中にいる、と言いたいらしい。
それを確認したら、私が理解できずにいる、と思ったらしく、おもむろに家の中にカービィを描き始めた。
1人、2人、3人目のカービィを描こうとしたら、狭くて豆粒のようになってしまったので、家の外に描いていた。
「1,2,3,4」と、満足そうに4人のカービィを数える昇平だった。
カービィの絵が表情もつけて描いてあったので、もしかしたら、と思って「人の絵も描ける?」と聞いてい見た。
今までは、どんなに言ってもカービィの絵ばかりで、保育園でも家でも、普通の人の絵を描いたことがなかったのだ。父の日、母の日のプレゼントにも、両親の顔ではなく、カービィの絵を描いてきたほど。
でも、今夜の昇平は、「描けるよ」とあっさり答えると、私が差し出した『スーパーせんせい』(タカラのお絵かきボード。磁石のペンで絵を描くもの。何度でも消して描ける。)にすらすらとペンを走らせ始めた。
丸い顔、目が二つ、口は三角に笑っている。手足も胴体もまるで針金のようだが、そのうえからシャツを半ズボンを描いて、ちゃんと服を着せていた。
おお〜、人だ! ちゃんと、人の絵だ!!
多いに誉めて、「お母さんの絵も描ける?」と聞いてみたら、「描ける」と、こんどは人の絵とお母さんの絵を描いてくれた。今度はちゃんと髪の毛もある。母の方は、大きな目がにっこり笑っていた。人の方は「しょうへくん」そして「お母さん」だそうだ。もう、本当に嬉しくて、思わずカメラで写真に撮ってしまった。これがデジカメだったら、すぐにみんなにもお見せできるんだけどな〜。
続いて、「おにいちゃん」も描いてくれた。母の絵とほとんどおなじだが(母は常にパンツルックなので、スカートなどで差を出すことができないのだ。笑)、顔も髪の毛も、今までの誰より元気で大きかった。
いくつも絵を描いて自信が出てきたのか、それとも、お兄ちゃんが昇平の中でそれだけ大きなウェイトを占めている、ということか。(笑)
とにかく、初めて昇平が描いた人の絵を・・・それも、家族の絵を見ることができて、ほんとうにほんとうに嬉しかった。
最近、他人に興味が出始めている昇平。
人の絵が描けるようになったのも、それと関係があるのかな、などと思ったりもしている。
[00/08/21(月) 05:55]