昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

帰省

◎8月23日の記録 

 リタリン  1回目 8:30  2回目 12:30
 
   ☆★☆★☆

22−23日と、郡山の私の実家へ帰省してきた。
世の中ではお盆も過ぎ、夏休みの終わりを目前にして、すでに夏の終わりという雰囲気が漂っているのだが、我が家では旦那がサービス業なので、どうしても世間とはずれた休みになってしまうのだ。そのかわり、道路も観光地も、私たちが行く頃には混んでいない、というメリットもある。(笑)

   ☆★☆★☆

さて「こおりやまに行く」「こおりやまに行って、○○のゲームする〜。ひとりでする〜」と、前日から言い続けていた昇平。
行きの車の中でも、ニコニコとご機嫌だった。
郡山の実家につくと、ひとりで真っ先に入っていったが、すでに、郡山在住の従兄弟たち(私の妹の子どもたち)が集まっていて、お兄ちゃんといっしょにさっそくゲームを始めたので、自分ができない、と気をもんでいた。
郡山のおじーちゃん、おばーちゃんの家には、NITENDO64やドリームキャスト、ピコといったゲーム機が揃っているので、子どもたちに大人気なのだ。
結局、兄たちのゲームが終了したら昇平に番を回してもらうよう、大きい子たちに頼み、昇平もそれで納得して待っていることができた。・・・う〜ん、順番を理解して待てるようになったのだから、成長したなぁ。
約束通り、自分の番になると、念願のゲームをやって、とても満足そうな昇平だった。

  ☆★☆★☆

その他にも、母が郡山の友人を訪ねている間、留守番したり、皆でいっしょに夕食を食べたり、花火を楽しんだり、翌日の昼食には回転寿司に行ったり、と楽しいことが(あ、いや、留守番は楽しくなかったかもしれないが)盛りだくさんの1泊2日だった。
私の両親も、昇平が大きくなったこと、ことばがずいぶんしっかりしてきたことに驚いていた。
姪っこたちでさえ、昇平が母の質問にきちんと答えているのを見て、びっくりしていた。
「ほらね、昇平くんもけっこう成長したでしょ?」と姪っ子たちに言ったら、「ホントだ〜」と感心していたのが、ちょっと面白かった。
子どもたちの間でさえ、昇平は、「ことばのちゃんとしゃべれない、いつまでも赤ちゃんみたいな子」という感覚だったのだ。
こんな風にして、少しずつ子どもたちの輪に仲間入りさせてもらえるようになるかもしれない。
今はまだ、ちょっとそこまでのレベルには到達していないけれど・・・・・・(^_^;)

   ☆★☆★☆

家に帰る車の中で、お兄ちゃんは遊び疲れて眠ってしまっていた。
すると、高速道路から、わきの線路を走る電車が見えた。
昇平がそれに気がつき、兄を揺り起こしながら「ほら、電車、見たよ」と言った。
「ほら、電車が見えるよ。起きて見てごらん」と言いたかったのだ。
帰宅してからも、何かの時に、3人の従兄弟たち全員の名前を言うことができたし。
なんだか、今回の帰省で、また一段と人との関わり方が成長したように見えいる。
やはり、いつもと違った体験をして、親戚の人たちと触れあう経験をする、というのは良い刺激になるのだろうな。

次回、昇平を連れて帰省できるのは、正月明けだろうか。
その時にはきっと、また一段と成長した昇平を見せられることだろう。

[00/08/24(木) 05:58]

[表紙][2000年リスト][もどる][すすむ]