昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

助詞

◎8月24日の記録 

 リタリン  1回目 8:30  2回目 12:00頃
 
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昇平は最近だいぶ喋るようになってきたが、いまだに助詞の使い方や言葉の並び方がおかしい。
例えば、保育園の帰り道でおやつを買ったときには「家で〜、しょへくんで〜、お二階で〜、おやつ食べる。全部食べる」といった具合。
正しくは「家で(家に帰ったら)昇平くんは、お二階でおやつを全部食べる」と言いたいのだ。
短い文章の時には、正しい助詞に直して、言い直しさせることもあるが(でも、あまりやらないけど)、たいていは、こちらでその意味を把握して、正しい文章にして確認することが多い。
「ああ、家に帰ったらお二階でおやつ食べたいのね。いいよ。でも、お兄ちゃんと半分こして食べようね」といった具合。

助詞の使い方がおかしい子どもというのは、健常児にもよく見られるのだが、昇平たちのような子どもにはなおさらその使い分けが難しいように思える。
こればかりは、理屈で教えられるものでもないので、ただひたすら、正しい使い方の例を場に応じて聞かせて行くしかないのだ。
ま、そのうち正しい使い方もできてくるだろう、と思いながら。(笑)

そうしたら、昨日の夕方、独り言のようにこんなことを言っていた。
「チョロQ(ミニカー)で〜、あなで、はいる」
と思ったら、ちょっとの間、考え込むような間があって、
「チョロQが〜、あなに〜、はいる」。
助詞のひとつひとつを確認するようにゆっくりとだが、自分で正しい言い直しができていた。
聞いていて、思わず「正解!」と言ってしまった母だった。(^_^;)

ゆっくりと、ゆっくりと、でも、いつのまにか、昇平は確実に成長している。

[00/08/25(金) 05:59]

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