昇平てくてく日記
幼児〜小学校低学年編
ガードの練習
◎9月1日の記録
リタリン 1回目 8:00 2回目 12:00頃
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10月に保育園の運動会がある。
昇平のクラスでは、そこで発表するガードの練習が始まった。
ガードというのは、大きな旗を持っての演技のこと。男の子に人気のある演目で、お兄ちゃんも保育園時代、鼓笛パレードでガードの役をやりたくて仕方なかった、という記憶がある。(お兄ちゃんはシルクハット隊という役だった。)ちなみに、女の子はリングやポンポンをやるのだそうだ。
想像するだけでかわいらしくて楽しみなのだが、問題はその練習。さて、昇平がちゃんと参加できるかどうか・・・
初めの頃は、ガードの旗を持たせると、喜んで勝手に振り回していたらしい。
やがて、それに飽きたのか、練習をするよ、といっても全然参加しなくなった。先生たちは、まだ日にちもあるから、と焦らずに参加を促していくことにした。
今日は、女の子が練習している間「ガードの練習、する?」と、それなりに関心を持って待っていたらしいが、いざ本番になると、ホールの隅で積み木遊びなどはじめてしまって、全然練習に参加しようとしなかったらしい。
だが、お友だちの練習がすんで、ホールに先生たちだけになったとき、別のクラスの先生に「昇ちゃん、(練習を)やるよ」と声をかけられると、先生の歌う音楽に合わせ、先生と一緒に、ちゃんと動くことができたのだそうだ。こんなに出来たのは初めてだったので、皆からもずいぶん誉めてもらったようだった。
しかも、先生がお友だちに言い聞かせていた「旗の棒をお鼻にくっつけるようにして持って」「棒の下の端っこは、おへその高さ」と言った指示も、きちんとクリアしていたのだという。
友達のしていることに無関心に見えていても、本人はちゃんと注意して、練習を観察していたのだ。
昨日、Y先生の診察を受けたとき、「無関心に見えても、実はちゃんと見ている、というときには、心配する必用はありませんよ」と言われてきた。
昇平はどうしても大勢の人やにぎやかな場面が苦手なので、皆と一緒の練習はちょっと嫌いなのかもしれない。
でも、それも段階を踏んで徐々にクリアしていけるんじゃないか、と保育園の先生方も私も考えている。
運動会・・・。
さて、昇平はどんな姿を見せてくれるだろうか?
[00/09/02(土) 05:49]