昇平てくてく日記
幼児〜小学校低学年編
「いっしょにやるよ」
◎9月12日の記録
リタリン 1回目 8:15 2回目 12:30頃
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最近、昇平は私や兄と一緒に遊びたがることが多くなってきた。
ゲーム機の前に座って「おにいちゃ〜ん、いっしょにやろう〜」。
ふとんの上に迷路を広げて、「お母さん、スーパー迷路やろう」。
お誘いしてもらえるのは嬉しいので、出来るだけいっしょに遊ぼうと思っている。お兄ちゃんにも「ほら、昇平くんがいっしょに遊んで欲しがっているよ」といって、出来るだけ協力してもらっている。(笑)
ところが、昇平、しばらく遊んでいると集中がとぎれて、他の物に目がいってしまうことがしばしば。
あるいは、何か他の物を持ってきて遊びを発展させよう、と思いつき、それを探しに行って、そのまま、別のおもちゃに目を奪われて本来の目的を忘れてしまったり。(ああ、ADHD!・・・笑)
そんなとき、「昇平くんがやらないと、お母さんももうやらないよ〜。おしまいね〜」とわざと聞こえよがしに言うようにしている。
すると、たいてい気がついて「だめよ」「いっしょにやるよ」といいながら戻ってくる。
いつの間にかお兄ちゃんも真似して「あ、昇平くんがやらないなら、お兄ちゃんももうゲームやめるからね」なんて言い出している。(笑)
時には、「途中で遊びをやめちゃったら、お兄ちゃんがつまらないでしょう。とちゅうでやめないんだよ」なんて、言葉で私が言い聞かせることもある。
ひとつの遊びを持続すること。
人と遊ぶための最低限のルールが、ADHDの子どもにはなかなか守れない。
少しずつ、家庭の中で教え始めているところ・・・。
[00/09/13(水) 06:02]