昇平てくてく日記

幼児〜小学校低学年編

相談会の予約と家族

◎9月13日の記録 

 リタリン  1回目 8:15  2回目 12:30頃
 
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午前中、保健婦をしている親戚から電話がかかってきた。
11月に隣町である巡回相談会というものに出るとよいのではないか、という内容だった。

今までずっと受けてきたのは、乳幼児発達相談会というもので、心理判定士の先生と小児精神科の医者が、心配のある子どもを観察、診断し、問題ある子どもの場合は、適当な指導施設や治療を勧める、というものだった。医者が関わることもあって、どちらかというと、診断に重きを置いた相談会とも言える。
今度の相談会は、心理判定士と発達相談士(と言うのかなぁ・・・こういう立場の人たちの正式名称って、よく分からない)の2人がメインで、実際の指導法や療育法のアドバイスが中心になるらしい。
考えてみれば、こっちの方をもっと早く紹介してもらいたかった気がするけれど・・・・・・。(苦笑)
わたしゃまた、この地区ではそういう具体的指導を受けれられる機関がないんだと思ったから、自分で本を読んだり、ネットで調べたり、みんなの話を聞いたり・・・発達相談会の時の、専門家からの僅かな僅かなアドバイスをヒントにしながら、ここまでやってきたのよね。
なぁんだ、ちゃんとその辺も指導してくれる人たちがいたんだぁ。(^_^;)

でまぁ、11月の相談会では、来年に控えた小学校の入学審査相談会に向けての準備、という意味合いの活動が始まると思う。
具体的に言えば、地元の小学校に通った方がよいか、町中の、情緒障害児教室のある小学校に通った方がよいか、その判断をするための観察や相談が始まるのだ。
私たちとしては、昇平にとって、ベストとまでは言えなくても、ベターな環境を選んでやりたいので、必要とあれば町中の小学校まで毎日送り迎えするつもりでいる。例え、まわりから何を言われようとも。
普段の生活上のアドバイスも受けられそうなので、そちらも聞いてみようと思っている。・・・ただし、こっちの方は、今まで関わってきたどこでも、これ! というアドバイスを聞けたことは少なかったのよね。
それよりは、インターネットの掲示板で聞ける話の方が、よっぽど現実に即していて、役に立っている気がするけれど。(爆笑) ま、そこそこに期待しておくことにしますか。(笑)

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この話を家族にしたときの反応。

旦那。う〜ん、という感じで腕組みしながら聞いていて、何もリアクションなし。
現実に障害児教室進級という将来像が見えてきて、それを自分の中に消化して受け入れている感じ。
「町中の小学校に通うのに、学区外通学は認められるのか?」と聞いてきた。
「こういうケースなら、認められるはずだけど」と私。
話し合ったのは、それだけ。でも、その後昇平に対する旦那の態度には、まるで何も変化がなかった。

おじーちゃん。「地元の小学校にやったらよかんべ(いいだろう)」と言う。
毎日の送り迎えが大変だな、と言っていたが、やはり、特殊学級に孫を上げる、ということに抵抗があるのだろう。それでも、私が
「無理やり普通の小学校に子どもを入れる親もいるけれど、そうして、普通の教室で昇平がお客様にされてしまったら、せっかく伸びる力があっても、それが伸ばされなくなるんです。そんなことになるくらいなら、適切な教育が受けられる特殊学級の方に、私は昇平をやりたいです」
とはっきり言ったら、それはそうだ、と納得したようだった。
いろいろ難しい人ではあるけれど、孫がかわいい気持ちだけは本物なのだ。

おばーちゃん。同じ説明をすると、やはり、「それもそうだね」と納得する。
これからも大変だろうけれど、がんばってね、と私のことを案じてくれる。
嬉しいけれど、でも、ちょっと私の気分と違うな、と言う違和感もある。
昇平に特殊学級という道が見えてきたことは、私にとっては、ずっと以前から予想済のことだったから、いよいよその時期にかかったか、というのが正直な気持ち。そのことでショックを受けたり、落ち込んだり、ということはなかったのだ。
それだけ我が子の障害が重い、ということになるのだろうが、でも、悲観的にもならないんだなぁ、これが。不思議だけれど。(^_^;)
たぶん、毎日の昇平の成長ぶりを目の当たりにしているから、その底力に期待しているんだろうと思う。
「私は大丈夫ですよ。けっこう毎日楽しんでますから〜」と答えた言葉に、決して嘘はないつもり。

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しかし・・・「まぁ、昇平くんも以前より少しは成長している部分があるみたいだしね」とつぶやくように言ったおばーちゃんの言葉には、ちょっぴり参った。
『少しは成長している部分があるみたいだしね』という程度の進歩ぶりだったのかしら、昇平は。(^_^;)
いや、怒っているのではなく、ビックリして、ちょっと焦っているのだ。

私としては、最近の昇平の進歩ぶりは目を見張るばかりだと思っているのだが、それって、私が色眼鏡をかけて、とるに足らないような些細な変化を、針小棒大に評価して、大袈裟にここに書き立てているだけなんだろうか。
だとしたら、このてくてく日記は、リタリンの効果を過大評価した、信頼性の薄いもの、と言うことになってしまう。う〜ん、それは困った。事実に反してしまう。

ずっと、このてくてく日記を読んで下さっている皆様。
私の感想や判断はともかく、昇平自身の行動の記述には誤りはないつもりです。
それらを見て、昇平の発達ぶりはどう思われますか?
やっぱり、私の過大評価だったのでしょうか・・・・・・??? (^^A

[00/09/14(木) 06:08]

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