給食指導とリタリン

◎１０月２０日の記録　

　リタリン　　１回目　8:15　　２回目　12:30頃
　
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今日も保育園の連絡帳から、給食について。

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先日、すいとんの中の大根が食べられたので、今日の煮物の大根も大丈夫かな、とトライしてみました。
「まずいよー」と言いながらも、大根、コンニャク、鶏肉を食べられました。
みそ汁にもトライしましたが、それは吐き出して、中の具の大根のみ食べました。

おかずは自分で食べようとしないので、口に入れて上げるのですが、保育士がとなりにいないと不安なようで、（私が）立つと泣いて「待ってー」と追いかけてきました。
おかずがなくなるまで不安がっていたので、とりあえずおかずを食べ終えさせてから私が立ち上がると、ご飯は一人で食べていました。
自分に確実に食べられるものならば、不安はないようです。

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相変わらず、自分にとって未知の物に不安の強い昇平である。(^_^;)

でも、以前は・・・そう、リタリンを飲み始める以前は、ただ「おいしいと知っている物なら食べる」「おいしいかどうか分からないものは食べない」だけだったので、今のように、「不安だけど先生がそばにいれば知らない物でも食べられるかも」という気持ちは、立派な成長の証のように私には見える。

本当に、以前は何も指導できなかったのだ。
どんなに「大丈夫、おいしいよ」と言い聞かせても、どんなに目先を工夫しても、絶対に、食べたくないものは食べない、そんなふうだった。
リタリンを飲むことによって、たしかに落ち着きのなさなど、多動症状もかなり治まったが、昇平で一番感じたのは、この「言い聞かせ」が通じるようになったことだった。
世界を認知する力が伸びた。
そういう感じかな。
リタリンの効き方は、その子によって違うわけだけれど、昇平には合っていた。
そういうことだと思う。

[00/10/21(土) 05:52]